第23話
なんて奴らだ。
確かにダンジョンの中で何があっても証拠何てないだろう。
でもそんな事許されるわけがない。
「そんな事して言い訳ないだろ!
いい加減にしろ!
早くその人を離せ!」
「せっかく忠告してやったのに聞き分けのないガキだな。
よし、お前らこいつから殺るぞ!」
「「おう!」」
そういうと3人のうちの1人、短剣を持った男が正面から突っ込んできた。
確かに動きは早いけど躱せないほどじゃない。
(腹立って成り行きでこうなっちゃったけど
俺人を切った事なんかないんだよな…。)
とりあえず躱す事だけに専念することにした。
短剣の男は躱されると思ってなかったのかつっこんで来た勢いをころせずに
よろけていた。
「全員でいくぞ!」
リーダーっぽい大剣を持った男がそういうと練習していたのか
何回もこんな事してるから慣れてるのかわからないけど凄い連携で
俺を取り囲んできた。
短剣の男がまた俺に向かって突っ込んできたけど今度は躱されるのを想定
していたのか切り付けて躱されてすぐ後ろに戻って行った。
その間に杖を持った魔法使い風の男が魔法を詠唱している。
詠唱が終わると短剣の男と大剣の男の体が光りだした。
おそらく強化魔法だろう。
強化魔法がかかったからか動きが一段と早くなった。
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