第3話 調子に乗れるときには最後まで乗るのがよろしい。

「あら。しっかり来てくれたの。てっきりあなたのことだからすっぽかすかと。」

「一応、時間と約束はきっちり守るタイプでして。あと、あなたのことだからって何なんすか…」

「いっつも授業中寝てるし、提出物遅れるし出してないし、周りからの評価を一切気にしてないじゃない」

「勉強くらい、なんとかどーにかなりますのでね。評価なんていっときの眉唾もの。ほら、祇園精舎のうんたらって言うじゃないですか」

「あなた絶対部屋汚いでしょ。」

「…なぜそのことを…?」


というわけで、放課後。昼休みに補習来ないからって、放課後にそれが回された俺はやっぱり知らん顔して、しっかり柳さんの言う通りに校門前に来た俺は、柳さんに驚かれながらdisられた。何故に?

と思ったけど、日頃の行い的にこんな扱いが妥当か。

ん?なんとかなってないじゃないかって?未来の俺がなんとかするからだいじょうぶい。


ま、正味チートぼでぃだし、こんな程度の遅れなんてお茶の子さいさいよ。

異世界でどんな無理難題押し付けられたか分かってんのかゴラ。

中でも俺のイチオシは、


『めちゃツヨモンスの討伐任務ご苦労さま!国民の心配も取り除かれたよ!あ…でも今度は君がそれ倒したせいで恐怖の対象になっちゃったから、この薬飲んで自害して☆』


だ。

ホント。

なんかこう…ねぇ…?(語彙力消失)


「こんな話をしてる暇はないわ。さっさと行くわよ。」

「了解でーす。えっと…ちなみにどこで買う予定なんですか?」

「いつもお世話になってる安くて品質も良いスーパーが隣町にあるの。そこで買おうかな」

「おkです。柳さんが言うなら多分間違いはないと思うので。あなたの指示に従いますよ、まいますたー」

「…んじゃ。いざというときの荷物持ち、よろしく。」

「ウス。」


そんなこんなで、電車に揺られること15分。目当てのスーパーは駅を出てすぐのところにあった。

ちなみに超久しぶりの電車だったけど、『あ、なるほどこんな感じだったかぁ…』って感じて、ちょっとしんみりしちゃった。

…おかげでめがすこしばかりいたいです。


電車の中の広告って、どうしてこう色味が強いものが多いんだ…異世界では天然オーガニック染料ばっかで、優しい色合いで落ち着いたものが多かったから、視力が何段階か落ちた気がするぜ…。


あ、でもそう考えたらあの世界っていいトコロ?

…いや、俺の髪の染料は魔物と人の血でしたね。いくら自然由来でも心が持ちません。人工物バンザ…これ怒られる?


ん?電車の中では何も話さなかったけど何か?話せるなら今頃ボッチで昼飯in the 屋上してないっての。


「それで…ここのスーパーで何を買うんです?」

「うーん…喫茶店ってことは決まったんだけど…出すメニューとかは決まってないから、取り敢えずお茶っ葉とかコーヒー豆もしくは粉…とかになるかしらね」

「いつの間にそんなの決まってたんだ…あ〜でも俺はそこまでオサレなものとかは分かんないんですけど…」

「大丈夫。ここのスーパーのことはほとんどなんでも知ってるから。私にまかせなさい。」


そう言って自信アリげに胸を張る柳さん。…何とは言いませんがあなたスタイルいいですね。

女優さんかなんかですか?俺は、振り向きスーパーの中へカゴを持って入っていく柳さんを追いかけながらそう思う。

欲情?ええしま…せん。こんな程度ではうろたえないよ。うん。


ってしょうもないこと思って、そっからの二時間。ずっと連れ回された。

え?ちょっとコーヒー粉とか買いに来ただけ…だよな?服とか、化粧とか買いに来たわけでもないのになんでこんなかかるんだ…?


_____________________________________


「うんうん。いい買い物ができたわね!」

「いい、ね。もう六時回って日も暮れかけるまで買い物するのが良い…ですか。」

「なによ。なんか文句あるの?私に、経費とかめんどくさいことは任せるって言ったのはどこのどいつ?」


やっと買い物が終わった。そして駅に着いた。駅までそこまで距離が無いのに、まるで砂漠の中を歩いているような疲労感が俺を襲っていた。

…そんなことだから俺は、柳さんの『やりきった…』っていう達成感のある表情とは裏腹に、げっそりしていた。


いやそこまでとは思わんやん…しかもこの柳さん、保存が効く砂糖とか、ガムシロップとかはともかく、文化祭の日程までホントにギリッギリ持ちそうな調味料とか買うもんだから、Lサイズのビニール袋3つにありとあらゆるもんがもうパンッパンにつまってるんだよ。


正直TDN調査って思ってたのにガッツリ買うし。学校からの経費どうやって落としたんだこの人…。レジ見た時、大体万近く…いやもっとかかってたような…

しかも、これ一切床に置くとか、椅子に置くとかはしないようにって言うし。ええやん椅子に置いたくらいで…卵入ってるとかじゃあ…ないよね?流石に…

電車を待っている今も柳さんは手ぶらなのに、俺だけ重たくないのに面積だけはあるこの袋を持ち上げ続けてるのだ。


初対面のくせして結構きつい役回り押し付けてくるのえげつない。いやまぁ、俺が荷物持ちでいいと言ったけどさ、もうちょっとこう配慮というか、『大丈夫?』とかそんな言葉をかけてもらえるだけで俺としては(豆腐メンタル的に)かなり嬉しいところなんだけども。


「柳さん…あなた周りから遠慮ないって言われません…?」

「…」


あ、そっぽ向いた。

そんなことで顔赤くさせんでも…許せるッ!!


『あーあ。女の子に図星はいっちばん効くのに。精神ダメージクリティカル判定だよ。ダーメダメよ。ホォイ!話の仕方がなってない!あなたこそ自分の言葉に責任を持ってデリカシーのある…』


そんなこと思ってたら、またもやこの外野がわーわー言ってくる。満面の笑みで。

ハイハイうるさいうるさい。

人のコミュニケーションの場に割って入らない。戦場社会の鉄則ゥ!


そんな事思ってたら、なんか改まって、こっちを向いて話しかけてきた柳さん。

その顔は…なぜだか申し訳無さそうだった。


「ありがとね」

「ん?何がです?」

「わざわざ買い物付き合ってくれて。」

「…ああ!別に全然良いですよ!むしろ、こんなクラスの厄介者というか腫れ物というか、そんな俺に話しかけてくれただけでもありがたいですし」


俺は、一瞬自分みたいなのに何を言ってるんだと思いながら答える。

コミュニケーションの取り方(ふよふよ浮いてる講釈垂れ流し野郎のこいつを除く)をもう一度学べるちょうどいい機会だったし。

そろそろ周りとの交友関係を作ることも考えていたとこだったから、ほんとにタイミングバッチリだ。


しかも、なんだかんだ今回はうまく話せてる…ハズ。

だよね?皆そうだよね?初対面の相手に敬語なのは、当然、だよ、ね?

この人が初手からタメ口で話してるのは、俺とは違う世界で暮らしている世間一般でいう陽キャの部類だから、だよ、ね?

柳さんは、陰キャで無いことをオルに目線で伝えようとする俺を見て、少しほほえみを浮かべた。


「あら。随分自己評価が低いのね。」

「低くてなんぼです。この世界には人智を超えるヤベーやつらがいっぱいいるんですから。それこそ今俺の目の前にいる人とか…ね」

「あっはは!なに?急に。私はこんなにカワイイ乙女なのよ?そんな頭のおかしい人に見える?」

「あっはは…いやジョーダンですジョーダン」


…どうやら何か知らないけど笑ってくれた。

笑う顔かわいいな。でも、乙女は自分のこと乙女って思わないし、ロリは自分のことをロリって言わない。


…って思えばなんで入学してたった3日で早々全校生徒の話題になった柳さんと一緒に買物来てんだ…?

眉目秀麗、成績優秀、物腰柔らか、性格もいい。どこかの物語で見たヒロインよろしく、当に完璧で究極のって感じ。実際その仕事やってそう。…この話したような気が?

クラスに人は集まり、告白合戦がこの二週間の内に始まり、毎日大量の戦死者という名の玉砕がいたるところで起こり、せめて少なくとも友達関係を持とう…と休み時間はバカみてぇに人が集まる。


いやホントになんでだよ。接点ないやん。

隣の席で、俺が永遠に外野から睨まれてるだけの関係()でしょ。睨んだ奴らに絡まれんように、学校初日からそそくさと立ち回っていたのに。

最初は睨み返そうかなと思ったけどやっぱやめといた。それだけで常人はあの世行きしちゃうかもだし、フツウに柳さん美少女だし。無駄な努力はしない主義なのだ。


しっかし…なんで他の奴等、柳さんと一緒に組もうとしなかったんだ?やり方なんていくらでもあったろうに。

柳さんも柳さんである。一人で買い出しに行くなり出来たのに。俺のことほっぽって置けばよかったのに。


ま、なんでもいっか。この子かわいいからなんでもおっけー(これがいわゆるJAPANESE NOUSHI)


「…あなた、変わってるねって言われない?」

「…今のところ言われてはないです。俺がいないところで多分そう言われてるだけで。むしろ、そんな俺を買い出しに連れていく柳さんが変わってますよ。俺からしたら。」

「ふふっ…そうかしらね。」


そう言ってまた少しだけ笑う柳さん。なんというかこの笑い顔を見ているだけですごく幸せな気持ちになる…『おや〜?この私を差し置いて他の女に欲情するのぉ?』


「…はいウザい〜…どうせくると思ったよ…」

「?どうかしたの?」

「ガチで何でもないす。ホントに。俺が言った独り言には何の生産性も無いので気にしなくて大丈夫っす」


はぁ…全く。

改めてもう一度、柳さんを見てみる。

黒い髪のロングストレートに、親ゆずりなのか濃い紫の瞳。まるで芸術品のようなその顔はこっちに笑いかけてから一切動くことなく、俺から目を背けた後は、マネキンが虚空に向けるのと同じ視線を電車のドアに向けている。

白を基調としたワンピースに身を包んだ彼女の姿は、生まれてから一歩も外に出たことのないような、中世貴族の箱入り娘のようであった。


「お〜い。川上くん、電車きたよ?ボーっとしてないで、早く乗る!」

「あっ、は〜い」


おっと…ついじっと見つめてしまっていた。

…いや、別に惚れたってわけじゃなくて…あの…既視感が…めっちゃ偉いお方のお貴族さまのお顔が…

あっちの世界もいっぱいいたから(しかも色々めんどくせぇ奴等。)ほんとにそうにしか見えなくなっちゃった…。いや、例のめっちゃ偉いお方は、すっごい俺に良くしてくれた人なんだけど…うう…それとは関係なくまたあのクソ貴族の顔が…


一回パイルドライバーかましとくか。


ぐい〜ん。

バッチこ〜ん!!!!


『ふぐエッ?!!!!』


スッキリ。すがすがし〜…


…というか改めて考えると向こうの貴族よりこの人のほうが貴族貴族してるやろ。


「リアル貴族ええて…」

「?なにか言った?」

「良いやなんでも?ありますけど?」

「あるのね…。」


______________________________________


電車の中でゆらり揺られ。

今俺等は電車の中で二人並んで座っている。


「…すぅ…すぅ…」


随分と疲れていたようだ。外を歩くのに慣れていないのか、疲れ切って俺に肩を預けて眠りこけている。座った瞬間にこうなったから、よほど運動ができないと見える。無防備にきれいな寝顔晒しちゃってさ。

その相手が俺じゃなかったら、甘々なラブストーリー待ったなしようこそ青春の光状態だったのにね。

名前、全然呼べなかったし。敬語外せないし。

…この買い物の中で名前呼ぶ必要がなかったとかどんだけ事務的な会話しかしてねぇんだ?


あれ?うまく話せてる…あれ?


『あんたが口下手陰キャで、コミュ障かどうか分からないビミョーなラインにいるから悪いよそれ。』

「否定はしない。実際問題会話してもいいししなくてもいいし。可愛い子は外からみてる方が眼福だし(ボソッ。話しかけてくれるなら話すだけだしね〜。」

『あと、校則違反のせい。』

「うぐぐ…で、でも自分から話しかけには行きたくな〜い〜!!ヤダヤダ!話振りたくない!誰かから何も言わないでも気にかけられる人が最強だって、掲示板でも言ってたも〜〜ん!!ふーーーーんだ!」

『あのさ〜…そういうところだよ。類。』


結構ガチ口調なのがな…心に100のWHITEダメージ。

まぁ、そこは経験の積み重ねが大事だってね。まだまだ人生の五分の一も生きてないから。

あ、でも精神年齢は向こうの世界合わせて40ナンボ…


(関係ない!!あの世界のことはノーカン!!俺はピチピチの十五ちゃい!)

『今更過ぎて草』


…降りる駅逃さないように、俺はしっかり起きてなきゃね(思考放棄)。

え〜っと…今さっき乗ったばっかだから、後十五分でつくはずだけど…くだらないことばっか考えてたから…もしかしたら乗り過ごしているのではっ?!


ハッ!と電光掲示板を見ると、降りる駅まではまだ数駅ほど前を走っているようだ。よかった。思ったより十五分というのは長かったようで。

…暇だ。ま、しばらく待ちますか。もうそろ次の駅だし、発車アラームの違いを楽しむとしますか。




三分。






五分。










十分。






…あれ。















『なぁにこれぇ…。この平和な世の中でこの悪意はヤバイって…』


あ、オルはとっくに気づいていたみたいだ。

いや〜神様も青ざめるくらいの反応だってのに俺は気づかなかったのかよ…スピードもバレねぇ具合にぐんぐん上がってたのに。

そもそも周りの反応もおかしい。皆この列車を通勤通学に使ってる猛者共だぞ?何で

あーあ、感覚鈍ってんなぁ…いつ、どこでも。やっぱり分かってたつもりだったか…いや、ある意味平和ボケってやつ?流石にこの世界に帰ってから不用心だったか…

まさかまさかこんな不可思議が起こるとは思ってなかったが故の慢心?いやいや、あなた、ラノベでたっくさん学んだでしょうが!



…いやはやこの失態はもはや言い逃れできまい。

後で自分から『オルさんの拳でぶっ飛びの刑(文字通り、神の神による神のための拳。相手は死ぬ。)』を志願してみよう。

まぁなにはともあれ…


「ッス−…まじいか。」




その瞬間。全てが置き去りにされた感覚がした。




ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!!


「ウオッ?!」

「キャァァァァァ!」

「ぐはっ?!」


さっきまでの速度の上げ方とは正反対に、列車は一気に時速100km近く速度が上昇した。

あたりの人々は一斉に、叫び、転び、物に当たり、飛び起き、負傷した。

…もう、隠す気は無いようだな。思いっきりバレちゃったし、しょうがないから暴れちゃうかぁ!みたいなノリだね、これは。

早めにどうにかしないと死人が出ますね。


「キャッ?!」


どうやらお隣さんも、この騒ぎで起きたようだな。不安そうにキョロキョロ辺りを見回している。あ、ぐるぐるお目々…現実に存在していたのかッ?!

ま、かくいう俺も、周りをキョロキョロしてるんだけどね。

乗客の数、負傷者の数、車掌の有無、アナウンスの有無、今の時速、これからまた上がるであろう速度の計算、それによる被害、終点までの距離、終点にたどり着いたときに生じる駅、車両内における死亡、負傷人数、原因推定、その解決法。

その脳内シミュレーションのための情報収集だ。


おk。大体の情報は取れた。


あとはどうやって助けるかなんだけど、う〜ん悩ましいトコロさん。

…一旦外に出るか。電車そのものならまぁなんとかは出来るけど、流石に外にいらっしゃるようだから大人しく壁をすり抜けますか。


どーやらこの件の加害者さん。なんとまぁパリピテンション状態なので、神風特攻隊みたく電車に駅の終点突撃大爆発をキメようとしている様子。捨て身が一番怖いってそれ世界中で言われてるから。

お祓いなんてしてる余裕も、どうやらなさそう。力技での解決しか無いっぽい。

もちろん、拳で。

でも、夕方の電車で混んではいるものの、かなりの人目がある状態で一般電車床通過高校男児になったら問題だよな…

ここは、(多分きっとメイビー来るであろう)次の急激な速度変化のときに倒れ込んでうまいこと人に流されてくらますか。


「ね…ねぇ。こ、れ…な、に…!?ハァ…はぁハァハァ…ッッ!」


ふと隣を見ると死んでないのに死人よりも青ざめた顔が。

極度のストレスによる過呼吸か。…なんか扇情的に聞こえるのは俺だけですかそうですか。

俺は彼女の背中に手を掛け、柳さんの手を俺の心臓に当ててやり、ゆっくりと擦ってやる。


…ちなみに他意はない。

生き物ってのは、心臓の音の鼓動を聞くと安心するって言うから…本能ってやつだから…

こんなときに、顔キレイだな…っていうこと考えてる暇なんてなかったんだからね!


「大丈夫。大丈夫だから落ち着け。へいじょうしーん、へいじょうしーん。ハイハイ大丈夫よー。」

「はぁ…はぁ…はぁ…」


段々と息が落ち着いてきている。顔色も少し良くなって来ている。

少しは落ち着いたかな。んじゃ。もう行って良さそうだな。


ガタン!と地面が横に揺れる。俺は前につんのめる。

彼女と目が合う。

ふふ…そんなこの世の終わりみたいな顔すんなよ。




俺の前で人は死なせん。




______________________________________


そのまま電車の床を魔術で抜ける。

鉄の塊が頭をスレスレで通り抜ける。チリチリと底と摩擦して髪の毛から火が出そう。

…もうフツウの電車が出せるスピードを超えてんね。


過ぎ去った鉄の塊を見届け、頭の中の世界に飛び込む。


『さて、図らずしてヒーローになる瞬間が来たわけだけど…どうすんの。そのまんまの格好助ける訳にもいかんでしょ。』

「その通りではある。だから…はぁ、しょうがないけど俺の黒歴史公開するわ。今日ため息ばっかついてんな俺。」

『あ…あれ使うの?』

「できれば使いたくなかったよ…まぁいっちばんバレにくい姿ではあるからね。ま。そんな見られることないだろうしダイジョブっしょ。」

『り。んじゃがんばれー。』


この間約1秒。俺は空へ飛び上がり…


「…さ!楽しくなってきたぁ!バイブスあげてコォ〜!」


仮面を被りになる。


…この時の私は、多分テンションがイカれていたんだろう。

このことも反省しなきゃだね。

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