第4話 ゴールキーパー

 冬はスキー部、夏はサッカー部だった。

 卒業記念のパネル写真では、ヤラセの横っ飛び!


 サッカーは走る競技だが、足でボールをコントロールするほか、上手に滑ることや転倒することも求められる。

 とくにゴールキーパーは、上手に落下できなければ怪我にもつながる。


 人間は、二足歩行によって、手が自由になった。

 しかし逆に、四足歩行の動物に比べて、格段に転びやすくもなった。


 高齢者では尚更である。

 筋力は低下し、バランスも悪くなり、視覚や聴覚の障害も出るから「転倒ゼロ」とは無理な話。


 むしろ「転倒リスク」を理解したうえで、積極的に日常生活を楽しみたい。


 介護する家族にもお勧めなのが、「転倒予防の全てが分かる本」松本健史著。

 曰く、「転倒予防には、四つの視点から取り組みたい」と。

  ①転びそうな人の見分け方。

  ②転ばない環境整備。

  ③転ばせない介助。

  ④転ばない体づくり。

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