強く、優しい、審問官バディ

孤児の少年・ハオは、空気中に漂う黒い靄「ユーレイ」が見える。そんな彼の額には、罪人の印である刺青があり、村の人から避けられてきた。
ある日ハオは、教皇庁から村に派遣されてきた二人のイケメン審問官・ユエとシンに出会い、ユーレイの正体や自分の罪について知ることとなる。

すっごく面白かったです!タイトルやあらすじからは重い雰囲気がうかがえますが、ハオの一人称視点で描かれているので、読みやすいと思います。

自分は人を殺した覚えがないのに、刺青のせいで周りから怖がられたり、罪人扱いされるハオ。彼の苦しみと想いが伝わってきて、とても胸にささりました。泣ける。
師弟バディもめっちゃかっこよくて尊いです。ぜひ読んでみてください。

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