6.最後に

 最後になるが、勢いでここまで書いたのでかなりの乱文だと思う。

 ここに至るまで過去を振り返って、いい作品あったな~と思い返すことはあったが、それはせいぜい同じ作品を読んだことのある、地元の友人くらいしか知らない、共感してくれない名作の話だ。

 しかし自分は、そういう人、何ならその時代の作者の方ともっと話がしたいのだ。

 SNSが普及して、多くの人とつながれば過去に消えたネット小説の個人的な蜜月について一回くらいは話せるんじゃないかと思っていたが、今日に至るまで一度としてその機会はなかった。

 キャラ小説が嫌いとかではなくて、キャラ小説が百花繚乱する直前の、あのネット小説特有の空気の話がしたい、という思いがあるのだ。

 挙句の果てに古典がどうとか言い出して、しかも誰もケータイ小説やネット小説黎明期について語りもしないという焦らしプレイをくらわされたことにより、勢いで今これを書いている。

 果たして中学二年生の自分にポストアポカリプスやボーイミーツガールを教えてくれた作者の方は今何をしているんだと気になって仕方ないのだが、せめてこの場を借りてお礼が届けばいいと思う。あるいは、当時ネット小説の世界に感動した仲間がいれば、せめて話ができればと思う。

 まさかあの時代が完全に忘れ去られることはないと思うが、自分が味わった奇跡的なまでのネット小説との出会いを誰かと共感したくてこれを書いたので、実感としてこれを理解してくれた人も、情報としてこれを読んでくださった方も、自分の拙い、勢いだけの文章を読んでくれたことにお礼を述べたい。


 それではお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

 普段はオリジナル作品を投稿しておりますので、何卒よろしくお願いします。


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殴り書き・時代が「なろう」になるまで ほひほひ人形 @syouyuwars

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