第36話:爆弾のフォイアー獣

チャプタ―1

ここは、火口である。

「レイド。フォイアー獣は、出せるか?」

「出来ません。」

「そうか。休んでいろ。」

「仰せのままに。」

レイドは、消えるように去って行った。

チャプタ―2

ここは、消防署である。

そこは、俺のせいで、カレー臭くなっていた。

「剤。野間。どうした?」

「何で、こんなにカレー臭いんだ?」

「どうにかしなさいよ。」

「良い匂いなのにな。理解ったよ。」

俺は、消臭剤を使って、匂いを消した。

チャプタ―3

ここは、大師公園である。

そこには、フォーアとアヴルフが居た。

「そろそろ、フォイアー獣でも呼び出すか。」

「それって、良いかも。フォイアーボム。」

アヴルフは、フォイアー獣「フォイアーボム」を召喚した。

「破壊なら、お任せを。」

フォイアーボムは、消えるように去って行った。

チャプタ―4

ここは、八条である。

俺達は、そこで消火活動をしていた。

「これで良し。署へ戻るぞ。」

「意外と早く消火出来たわね。」

「思いっきし寝てくれる。」

俺達は、消防車に乗って、消防署へ向かった。

チャプタ―5

しばらくすると、一報が入った。

「何々、北区に、怪人? 理解った。」

「剤。野間。先に戻っててくれ。」

「乾。お前は、どうするんだ?」

「そこへ向かう。またな。」

俺は、ヴェーアゴーに乗って、北区へ向かった。

チャプタ―6

ここは、北区である。

そこには、フォイアーボムが居て、手榴弾を投げまくっていた。

「ウワーッ。キャーッ。」

「クククッ。もっと爆発してしまえ。」

チャプタ―7

俺は、そこへ辿り着いた。

「乾。あのフォイアー獣の手榴弾は、危ないぞ。」

「理解った。それじゃ、行って来る。ヴェーアチェンジ。」

俺は、浄化消防士 乾に変身した。

「そこまでだ。フォイアー獣。」

「な、何者だ?」

「破壊を消火する消防士。浄化消防士 乾。消し去るぜ。」

チャプタ―8

「フォイアー兵。」

フォイアーボムは、十体ものフォイアー兵を召喚した。

「キエーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りやチョップで、フォイアー兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―9

「喰らえ。投幻衝。フォイアーボム。」

フォイアーボムは、幻衝力の手榴弾を投げまくった。

「ウワーッ。危ねえ奴だな。」

「へへへーん。もっとあるぞ。」

「仕方ない。レスキューモード。」

俺は、レスキューモードになった。

チャプタ―10

「ち、ちょっと待て。ひーっ。」

「うるさい。ヴェーアスプラッシャー。」

俺は、ヴェーアスプラッシャーを構えた。

「ヴェーアウェイビング。」

俺は、フォイアーボムを狙撃した。

「完全消火。」

「ギャーッ。」

フォイアーボムは、爆発して消え去った。

チャプタ―11

そこへ、フォーアがやって来た。

「またしても、着火。」

フォーアは、フォイアーボムを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。ヴェーアゲーター。」

俺は、召喚したヴェーアゲーターに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、ヴェーアゲーターを人型に変形させた。

「ヴェーアカイザー。」

チャプタ―12

「喰らえ。投幻衝。フォイアーボム。」

フォイアーボムは、幻衝力の手榴弾を投げまくった。

「ヴェーアシールド。」

ヴェーアカイザーは、手榴弾を全て防いだ。

「な、何ーっ? しゅ、手段が無い。えーい。これでも喰らえ。投幻衝。巨幻衝。壊幻衝。」

フォイアーボムは、幻衝力の手榴弾の破壊力を増して、巨大化させて、思い切り投げ飛ばした。

チャプタ―13

「乾。でかいのが来るぞ。どうする?」

「ホームランを打つ事以外、運動関係は、苦手だ。」

「もしかして、それ以外、出来ないとか?」

「ああ。やってやる。ヴェーアフェンダー。」

ヴェーアカイザーは、ヴェーアフェンダーという剣を手に取って構えた。

「打幻衝。ヴェーアオーツェアーンホームラン。」

ヴェーアカイザーは、手榴弾を打ち返した。

「えっ、嘘ーっ。ギャーッ。」

フォイアーボムは、爆発して消え去った。

チャプタ―14

ここは、スカイツリーのてっぺんである。

そこには、オプファーが居た。

「クククッ。そろそろ、あいつでも呼び出すか。悪の浄化消防士 災を。フハハハーッ。」

オプファーは、人間に化けた。

名を、第場久 葉津という。

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