第35話:レスキューモード

チャプタ―1

俺は、ベッドで寝ていた。

「まだ、治っていないか。くっ。」

そこへ、剤と野間がやって来た。

「乾。カレー買って来たぞ。」

「飲み物は、ラッシーね。」

「ありがとう。頂きます。」

チャプタ―2

ここは、江東区である。

そこには、火砕流が居て、再生センターを破壊していた。

「クククッ。おりゃーっ。」

「ウワーッ。ば、化け物だ。」

「へへへっ。これで進める。」

チャプタ―3

フォーアとアヴルフは、目白台に居た。

「俺達の出番は、しばらく無しか。」

「あそこまで、派手にしなくても・・・。」

「もう少し、待とう。」

「つまんないのーっ。」

チャプタ―4

ここは、消防署である。

「江東区で火災? 場所は、再生センター?」

「それが本当なら、早くしないと。」

「どうなるんだ?」

「水浸しよ。」

剤と野間は、消防車に乗って、そこへ向かった。

チャプタ―5

三分後、俺は、目を覚ました。

「よく寝たーっ。あれ? 剤と野間が居ない。」

俺は、ヴェーアゴーに乗って、後を追った。

「何処に行ったか、理解るか?」

「ああ。江東区の再生センターで間違いない。」

チャプタ―6

その頃、剤と野間は、ロープで縛られていた。

「捕まっちまったな。」

「フォイアー兵に囲まれちゃったし・・・。」

そこへ、火砕流とレイドがやって来た。

「クククッ。こいつら、どうする?」

「もう少し待て。乾がやって来るはずだ。」

チャプタ―7

俺は、そこへ辿り着いた。

「剤と野間を返してもらうぞ。」

「クククッ。バカめ。ブレスを渡せ。」

「火砕流。バカは、言い過ぎだぞ。」

「失礼。それじゃ、いくぜ。」

チャプタ―8

そこへ、月虹 激という人物がやって来て、アークトマホークに乗ったまま、

レイドと火砕流に突撃した。

「ウワーッ。」

「乾。初めまして。俺は、月虹 激。」

「もしかして、あのアーク刑事 激?」

「ああ。良く知っているな。」

「それじゃ、変身しましょう。」

「創造神覚醒。」

「ヴェーアチェンジ。」

激は、アーク刑事 激に、俺は、浄化消防士 乾に変身した。

「な、何者だ?」

「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課。アーク刑事 激。

 幻衝師レイドへリッド、幻衝怪火砕流。お前達を逮捕する。」

「破壊を消火する消防士。浄化消防士 乾。消し去るぜ。」

チャプタ―9

「フォイアー兵。やってしまえ。」

「キエーッ。」

「はーっ。でやーっ。」

「おりゃーっ。はっ。」

俺と激は、拳や蹴りで、フォイアー兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―10

「喰らえ。火災旋風。」

火砕流は、火災旋風を放った。

「クククッ。邪幻衝。」

レイドは、邪気を想像して術を放った。

「ウワーッ。」

「クククッ。焼き尽くしてくれる。」

「観念するんだな。」

チャプタ―11

その時、俺は、聖なる水の柱に包まれた。

「何だ、この水の柱は? 理解ったぜ。レスキューモード。」

俺は、レスキューモードになった。

「火砕流。何とかしろ。」

「任せておけ。火災旋風。」

火砕流は、火災旋風を放った。

「ヴェーアブラスター。水幻衝。ヴェーアシーシュート。」

俺は、火災旋風を打ち消した。

「仕方ない。幻衝光線。」

レイドは、幻衝光線を放った。

「アークパルサーフルパワー。」

激は、レイド達を狙撃した。

「ウワーッ。」

「乾。一気に決めるぞ。」

チャプタ―12

「斬幻衝。アークヒールブレイク。」

「斬幻衝。ヴェーアレシェンブレイク。」

激は、レイドを、俺は、火砕流を一刀両断した。

「ヌオワーッ。」

「か、火砕流。後は、任せた。」

レイドは、消えるように去って行った。

「仰せのままに。鋭幻衝。斬幻衝。獄炎スマッシャー。」

火砕流は、炎属性の鎌を振り回しまくった。

「ヴェーアスプラッシャー。」

俺は、ヴェーアスプラッシャーを構えた。

「ヴェーアウェイビング。」

俺は、火砕流を狙撃した。

「完全消火。」

「ギャーッ。」

火砕流は、爆発して消え去った。

「任務完了。」

チャプタ―13

そこへ、レイドがやって来た。

「ここまでするとは。巨幻衝。」

レイドは、火砕流を蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。ヴェーアクロコディリア。」

俺は、召喚したヴェーアクロコディリアに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、ヴェーアクロコディリアを人型に変形させた。

「ヴェーアフリート。」

チャプタ―14

「吹っ飛んでしまえ。火災旋風。」

火砕流は、火災旋風を放った。

「ヴェーアシールド。」

ヴェーアフリートは、ヴェーアシールドで防ごうとしたが無意味だった。

「ウワーッ。何て熱さだ?」

「乾。新必殺技だ。」

「理解った。それで、どうすれば?」

「背中のヴェーアレイを使え。」

「了解。いくぜ。」

チャプタ―15

ヴェーアフリートは、ヴェーアレイを両手で持った。

「クククッ。そんな物、効くか。はーっ。」

火砕流は、口から炎のブレスを吐き出した。

「乾。今だ。」

「ヴェーアオーツェアーンオーバー。」

ヴェーアフリートは、火砕流を狙撃しまくった。

「つ、冷た過ぎるぜーーーっ。」

火砕流は、爆発して消え去った。

チャプタ―14

ここは、千住の近くである。

「もう、行くのか?」

「ああ。また逢えるさ。」

激は、ヒールサンダーに乗って、走り去って行った。

「俺達も帰ろうぜ。」

「それもそうね。早く行きましょう。」

俺達は、去って行った。

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