第37話:ブレードギラー

チャプタ―1

ここは、消防署である。

俺は、カレーを食べていた。

「レトルトでもいけるな。」

そこへ、剤がやって来た。

「よく、飽きないな。毎日、毎日、カレー。」

「気にするな。剤。いるか?」

「いらない。うまいのは、知っているけどな。」

チャプタ―2

ここは、山である。

そこには、フォーアとアヴルフが居た。

「ここも、活火山か。百十というのは、嘘だったのか。」

「噴火させちゃおうよ。」

「任せろ。俺の全パワーで。」

「格好良い。」

「見てな。面白い事になるぞ。」

チャプタ―3

ここは、消防署である。

俺は、爆睡していた。

そこへ、野間がやって来た。

「乾。居る? 眠ってるし。」

野間は、TVをつけた。

「山か。最近、登っていないな。」

俺は、起床した。

「野間。おはよう。」

「お、おはよう。まだ、四時だけど。」

チャプタ―4

ここは、スカイツリーのてっぺんである。

「レイド。乾をここへ誘い出せ。」

「中央防波堤ですな。おおせのままに。」

レイドは、消防署へ向かった。

チャプタ―5

一時間後、レイドは、消防署に侵入していた。

「警備システムは、完璧だな。移幻衝。」

レイドは、俺達が居る部屋へ瞬間移動した。

「乾は、何処に居る?」

「教える訳には、いかないな。」

「怪しい人物ね。あなたは、誰?」

「幻衝師レイドへリッドだ。」

そこへ、俺は、通り掛かった。

「何で、レイドがここに?」

「乾。さあ、来い。移幻衝。」

「な、何をする気だ? ウワーッ。」

俺とレイドは、中央防波堤へ瞬間移動した。

チャプタ―6

ここは、中央防波堤である。

そこには、レイドと葉津が居た。

「クククッ。君が乾か。初めまして。我が名は、第場久 葉津。ここで消えてもらおう。」

「それは、御免な用件だな。」

「乾。今日で、貴様は、おしまいだ。」

「何を企んでいる?」

「浄化消防士 災。乾を始末しろ。」

「仰せのままに。」

「ヴェーアチェンジ。」

俺は、浄化消防士 乾に変身した。

「破壊を消火する消防士。浄化消防士 乾。消し去るぜ。」

チャプタ―7

「ウンファルブラスター。狙幻衝。ウンファルストレート。」

「ヴェーアブラスター。狙幻衝。ヴェーアブラスターフルパワー。」

俺は、災の狙撃を防ごうとしたが、無意味だった。

「ウワーッ。仕方ない。レスキューモード。」

俺は、レスキューモードになった。

チャプタ―8

「クククッ。そう来たか。まあ良い。」

「ヴェーアスプラッシャー。」

俺は、ヴェーアスプラッシャーを構えた。

「ヴェーアウェイビング。」

俺は、災を狙撃したが、全く通じなかった。

「くそっ。どうやっても勝てない。」

「ウンファルバズーカ。」

災は、ウンファルバズーカを構えた。

「ウンファルドラフト。斬幻衝。ウンファルブレイク。」

災は、俺を狙撃してから、斬り裂いた。

「ウワーッ。一体、どうすれば?」

「止めだ。これで、貴様もくたばれ。」

災は、ブレードギラーを構えた。

チャプタ―9

その時、俺は、地面に突き刺さったブレードギラーを発見した。

「あれを使えば、勝てるかも。」

俺は、ブレードギラーを引っこ抜いた。

「でやーっ。」

葉津とレイドは、驚いた。

「何で、ブレードギラーが、ここにある?」

「急に言われましても困ります。」

チャプタ―10

「ブレードギラーウンファルフェニックス。」

災は、不死鳥に姿を変えて突撃して来た。

「ヴェーアオーツェアーンシャリート。」

俺は、突撃して来た災に、幻衝力と気と魔力を注いだブレードギラーを突き刺した。

「完全消火。」

「ヌオワーッ。」

災は、大爆発して消滅した。

チャプタ―11

葉津とレイドは、腰を抜かした。

「ば、バカな。災を倒すとは。」

「ひ、ひえーっ。何て奴だ。」

「まだ、戦うのか?」

「レイド。一度、火口へ戻るぞ。」

「お、お待ち下さい。オプファー様。」

葉津達は、消えるように去って行った。

チャプタ―12

俺は、いつの間にか、消防署へ戻っていた。

「あれ? どうして、ここに?」

「乾。大丈夫か? レイドは?」

「あいつなら、逃げた。」

「調べてみたんだけど、レイドは、幻衝師よ。」

「何だって?」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る