第22話:ペインモード

チャプタ―1

私は、休憩室で眠っていた。

そこへ、気がやって来た。

「空。もう、朝だぞ。」

「そんな時間か。ふあああーっ。」

「も、もしかして、夜もかつ丼?」

「ああ。今日もだ。気。お前もどうだ? うまいぞ。」

そこへ、鈴がやって来た。

「あのね、どうして、毎日かつ丼であきないの?」

「俺にも理解らん。気にするな。」

チャプタ―2

ここは、雑居ビルである。

そこには、フェレスとバクテリオンとメディカリィーが居た。

「バイブレイク様が出現するまで、破壊をし続けろ。フハハハーッ。」

「仰せのままに。」

「了解しました。」

バクテリオンとメディカリィーは、その場を後にした。

チャプタ―3

ここは、練馬区である。

バクテリオンとメディカリィーは、街を破壊していた。

「ウワーッ。キャーッ。」

「クククッ。意外と弱いものだな。」

「あっけないわね。フフフッ。」

そこへ、俺は、ヒールサンダーで駆け付けた。

チャプタ―4

「そこまでだ。」

「ほう。あいつが空か。面白い。」

「ちょっと待って。空を倒すなら、こいつで充分よ。いでよ、病壊獣「アウトキマイラ」。」

「キエーッ。」

アウトキマイラは、口からブレスを吐き出した。

「ウワーッ。桁違いだ。メディカルチェンジ。」

私は、烈風医師 空に変身した。

「キエーッ。」

アウトキマイラは、針から光線を放ち、毒銛を突き刺した。

「ウワーッ。このままだと、まずいな。」

チャプタ―5

その頃、鈴は、データを保存していた。

「もうそろそろ、完了ね。あれ? これは、空の忘れ物?」

鈴が発見したのは、一冊の書であった。

「ペインモード解放術?」

鈴は、病院を後にした。

チャプタ―6

私は、東京ドームでウィルサーに囲まれていた。

「何を企んでいる?」

「バイブレイク様の復活だ。」

「その前に、あなたには、消えてもらわないといけないの。許してね。」

「ふざけるな。」

そこへ、鈴が救急車でやって来て、ウィルサーを突き飛ばした。

「キエーッ。」

チャプタ―7

「何っ? もう一人居たのか?」

「空。怪我人は、気が全員を治療中よ。」

「三人ってわけね。アウトキマイラ。後は、任せたわ。」

「またな、空。クククッ。」

バクテリオンとメディカリィーは、消えるように去って行った。

「空。これ、何?」

鈴は、書を空に手渡した。

「これで戦える。鈴。ありがとう。いくぜ。ペインモード。」

私は、ペインモードになった。

チャプタ―8

「アドレナリン。解幻衝。」

私は、拳や蹴りで次々とウィルサー達を倒していった。

「キエーッ。」

「残るは、アウトキマイラ。お前だけだ。」

「キエーッ。」

アウトキマイラは、口からブレスを吐き出したが、私には、全く通じなかった。

「一瞬で決めてやるさ。クリニックアーム。痺幻衝。メディカルバッテリー。」

私は、無属性の電流をアウトキマイラに一気に喰らわせた。

「キエーッ。」

アウトキマイラは、爆発して消え去った。

そして、蘇生し巨大化した。

「キエーッ。」

チャプタ―9

「召幻衝。カイザーノア。」

私は、召喚したカイザーノアに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、カイザーノアを人型に変形させた。

「アンビュカイザー。」

チャプタ―10

「空。フルパワーで吹き飛ばせそうだぞ。」

「そんな感じがするな。アンビュファング。」

「キエーッ。」

アウトキマイラは、爆発する泡とモールドパウダーを同時に放った。

「ウワーッ。でも、これならいける。」

「それなら、私と共に。」

「拳幻衝。アンビュヒールドライブフルパワー。おりゃーっ。」

アンビュカイザーは、アウトキマイラにフルパワーの拳を決めた。

「キエーッ。」

アウトキマイラは、爆発して消え去った。

チャプタ―11

ここは、院長室である。

「バクテリオン。メディカリィー。何だ、この作戦は?」

「も、申し訳ございません。」

「この次は、必ず、空の奴を。」

「まあ良い。アスべスターを復活させるまでだ。」

チャプタ―12

その頃、私は、屋上で休んでいた。

「ここから眺める夜空は、最高だな。」

私は、そのまま眠った。

そこへ、気がやって来た。

「空。まだ、八時だぞ?」

「もう少し休ませてくれ。」

「理解った。早く戻って来いよ。」

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