第23話:強敵アスベスタ―

チャプタ―1

ここは、何処かの遺跡である。

そこには、バクテリオンとメディカリィーが居た。

「ここの何処かに、アスべスターが眠っているって話だったな。」

「地下まであるみたい。私は、地上で捜してみる。」

「そりゃないぜ。トホホ。」

チャプタ―2

ここは、病院である。

「一気に百人も?」

「幻衝力でなら、何とかなる。」

「空。ここでならって言うけど。幻衝力を使えるのは、あなただけなのよ。」

「やっぱり、無理か。はははっ。」

「はははっ。じゃないって。」

チャプタ―3

ここは、遺跡である。

「メディカリィー。そっちは、どうだ?」

「バクテリオン。何も無いわよ。」

「変だな。話のとおりなら。」

その時、バクテリオンは、石碑を発見した。

「アスべスター。ここに眠る?」

「バクテリオン。見つけたの?」

「どうやら、この部屋らしい。」

「アスべスター復活?」

チャプタ―4

すると、床の裂け目から、アスべスターが出現した。

「この私を目覚めさせるとは。」

「あなたの力を借りたいの。」

「良いだろう。それで、何が望みだ?」

「街を破壊し尽くしてくれ。」

「理解った。ここで、待っていろ。」

チャプタ―5

私は、ヒールサンダーに乗って、羽田空港へ向かった。

「救助人数が足りないのか?」

私は、そこへ辿り着いた。

「何だ、この状況は?」

そこは、クレーターと化していた。

「遅かったな。人間。私は、アスべスター。」

「お前の仕業か。メディカルチェンジ。」

私は、烈風医師 空に変身した。

「クククッ。喰らえ。アウトブレス。」

アスべスターは、口からブレスを吐き出した。

「ウワーッ。強過ぎる。くっ。」

「じゃあな。医者。ケケケッ。」

アスべスターは、消えるように去って行った。

チャプタ―6

私は、アスべスターの後を追って、ビッグサイトへ辿り着いた。

「しつこい奴め。連幻衝。乱幻衝。アウトミサイル。」

アスべスターは、全身から、幻衝力のミサイルを放った。

「ウワーッ。ペインモード。」

私は、ペインモードになった。

「クリニックブラスター。狙幻衝。メディカルシュート。」

「ヌオワーッ。」

「クリニックバズーカ。」

私は、クリニックバズーカを構えた。

「メディカルクエーサー。」

「ギャーッ。」

アスべスターは、爆発して消え去ったが、すぐに蘇生した。

チャプタ―7

「そんなバカな。」

「私は、不死身だ。封印しない限り、倒せんぞ。鋭幻衝。瞬幻衝。」

アスべスターは、爪を鋭くしてから、私を斬りまくった。

「ウワーッ。もう、駄目なのか? まるで、勝ち目がない。」

私は、その場に倒れた。

チャプタ―8

ここは、病院である。

「空は、まだ、戻って来ないのか?」

「うん。何かとんでもない事に巻き込まれたのかも?」

「早く助けに行こうぜ。」

「何処に居るのかも理解らないのよ?」

「打つ手無しか。くっ。」

チャプタ―9

五時間後。私は、気が付いた。

「早くあいつを倒さないと。でも、手段が無い。ちくしょう。」

すると、目の前にブレードギラーという名の武器が出現した。

「これが、伝説のブレードギラー?」

私は、それを手に取った。

チャプタ―10

その頃、アスべスターは、六本木で街を破壊していた。

「ウワーッ。キャーッ。」

「ケケケッ。どんな者でも、私には、勝てまい。アウトミサイル。」

私は、そこへ辿り着いて、ヒールサンダーごと、アスべスターに突っ込んだ。

「ヌオワーッ。また、お前か。アウトブレ。」

「させるか。聖幻衝。」

私は、聖なる力を想像して術を放った。

「ウワーッ。お、おのれ。」

「今しかない。メディカルチェンジ。」

私は、烈風医師 空に変身した。

「何を考えている?」

「アスべスター。これならどうだ? ブレードギラー。」

私は、アスべスターにブレードギラーを突き刺した。

「ヌオウワヌワーッ。な、何故、私に止めを刺す事が出来るのだーっ。」

アスべスターは、爆発して消え去った。

「オペ終了。」

そして、何故か、私は、夢の島公園へ瞬間移動した。

チャプタ―11

そこへ、フェレスがやって来た。

「クククッ。アスべスターまで倒すとはな。ワイバーンよ。相手をしてやれ。」

フェレスは、ワイバーンを召喚してから、消えるように去って行った。

「グオーッ。」

「召幻衝。カイザーノア。」

私は、召喚したカイザーノアに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、カイザーノアを人型に変形させた。

「アンビュカイザー。」

チャプタ―12

「グオーッ。」

ワイバーンは、尻尾の先から、幻衝力の光線を放った。

「ウワーッ。」

「空。アンビュフェンダーで斬れ。」

「ああ。一気に終わらせてやるさ。」

ワイバーンは、急降下して来た。

「斬幻衝。アンビュランスライザー。」

アンビュカイザーは、ワイバーンを一刀両断した。

「グウーッ。」

ワイバーンは、爆発して消え去った。

チャプタ―13

ここは、病院である。

「鈴。気。ただいま。」

「空。どうしたの、その怪我?」

「重症患者レベルだぞ?」

「自分で治してみせ。痛てててーっ。」

「鈴。ストレッチャーだ。」

「空。早く乗って。治療しないと。」

「そんでもって、オペ開始。」

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