触れることさえできずとも

見知らぬ部屋。誰かもわからない死体。思い出せない記憶。

そんな中で、気付いてしまった。自分が死んでいることを。

その後出会う双子の少年少女。

死してなお自分を認識してくれる二人を、ここから脱出することに決めた。

幽霊でもできることがある。その手で触れることさえできずとも。

死した命で救ってみせる。

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昔考えたゲームのネタにできそうな内容を書き起こしてみました。
シミュレーションRPGでやるホラーをイメージしています。
拙作ではありますが、よろしくお願いします。