二九三九四六日目

 目が覚める。近くに鏡はなかった。声を出して見ると、高かった。服の中に手を入れたら女の子のようだった。

 自分の姿が気になって、外へ出る。近くに池があった。水面を覗き込む。綺麗な顔があった。一昨日出会った子と同じくらいには可愛かった。

 池の周りに黄色い小さな花が沢山咲いている。

 僕は楽しい気持ちになって散策した。

 男の子に出会った。

 自己紹介をする。彼は男の子だった。

 僕も男の子だと言ったら、少し残念そうだった。

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