あとがき

あとがき

 ここまで読んでくださった皆様、お疲れ様でした。御都米ライハです。

 「秋風は空虚な心に冷たい」、これにて完結しました。週1更新と、かなりスローペースな更新でした。働き始めて、時間作りとかそう言うのが結構大変で。ですから、最後までお付き合いいただいた方には感謝しありません。ありがとうございます。約1年とかいう1巻分としては非常に長い期間の作品でしたので、そういう点でもお付き合いいただいてありがとうございました。

 この作品は☆28(2023年7月16日現在)の評価をいただきました。一次創作としては、これほど評価を頂いたのは初めてだったので滅茶苦茶嬉しいです。やっぱりきちんとプロット作ってやってかないと駄目ですね。きちんと下準備した方が作品としてまとまるというかなんというか。ただ作っても話の流れで無視したりするのがなー、ほんとなー。

 さて、本作のテーマは「虚しさ」ということで、結構全体的な雰囲気としては暗めな雰囲気でまとめて、輝く小さな光を愛そうみたいなストーリーラインにしております。まぁ、きちんと出来たかどうかはちょっと自信がないですけど、とりあえず体裁は保てたかなと。

 篤史も葵も、出来る限り等身大のキャラクターを目指して書いてみました。だから虚しさを抱えてるって言っても、なんというかぶれてんなーという感じでリアルな質感が出せればなと。虚しさについて大層なことを言わせましたが、実際のありふれた人間っていうのは1つのことに固執し続けるのは難しいものです。気さえ逸れれば、どんな感情だって薄まっていくんじゃないかな、なんて。とはいえ、2人は幸運な方で、誰もがそういう誰かを見つけられるわけじゃないのですけど。そういう意味で修二がいてくれたのもでかいなと思ったり。

 反省点としては全体的にもう少し表現とかの規格を定めて統一感を出したり、もう少しギミックを詰めておいた方が良かったと反省してますね。特に長期連載だと私の中で考えがどんどん更新されていくので、物語開始当初で僅かばかりにずれてしまったりするわけでそれが描写に出てしまうのがよろしくないです。これも反省ですな。 

 さて、次は百合コンペとG’sこえけんのコンテストの応募作品を作ってから長編に着手しようと思います。個人的なポリシーとしては恋愛・ラブコメを書きたいんですが、先を考えるとうーん不味いかなぁとか思ったり。恋愛・ラブコメを書くなら、次はもう少しコメディ要素強めな作品にしたいと思います。ちょっと真面目過ぎましたね、今回は。


 それでは今回はこの辺で。またどこかでお会いしましょう。



追伸 裏切りお姫様FDも準備進めてますのでもう少々お待ちいただければと。本作のキャラも出しますのでので。キャラ作りがちょっと大変なんじゃ……



 


 

 

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秋風は空虚な心に冷たい 御都米ライハ @raiha8325

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