第6話 思い返し(美咲視点)

美咲視点


今日の仕事も疲れたな。

私は実はアイドルをやっている。誰にもバレないようにいつもマスクをしてサングラスなどで目も隠している。今日はダンスの練習でいつもならメンバーのみんなと自由に苦手な箇所をやるんだけど今日はきもいコーチが来て体を触られたりずっと話しかけてきたりで精神的に疲れた。


「まぁイケメンの凛太郎君に会えたから良かった」


最近の私の癒しは凛太郎君なのだ。

最近ここに引っ越してきて隣の部屋の人に挨拶に行こうとしたらちょうど会ってその時の凛太郎君はめっちゃイケメンで今でも忘れられない。


「私のタイプの顔なんだよねー」


さっきもスーパーでずっとお話できて帰りも一緒に帰れて幸せだったな。別に好きとかじゃないから!ただ推してるだけだから。

明日の朝仕事の前に凛太郎君に料理持っていくっていう提で朝から会いに行っちゃお。

仕事の前に会えるなんて最高!

張り切って料理作っちゃお。


私はそんなことを思いながら肉じゃがを作り、

作り終えて満足してしまいお風呂に入ってそのまま寝てしまった。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る