第4話 ステータス

 ここの世界はゲームのようにステータスが存在し、画面で確認出来るそうだ。残念ながら俺はゲームをしたことがないので上手く活用出来そうがない。でも。まずは確認してみよう。

 HPMP無限大

 1度の魔法に使用出来るMPは1~100万。調整可能。

 攻撃力100万

 俊敏100万

 スタミナ無限大

 その他項目全て100万

 所持金100億(ひるめ神からの支度金。日本での俺の貯金、所持現金の合計を100万円に切り上げて100万倍にしてくれたようだ。ちなみに、アルメリアの通貨は、日本円と同じ位の価値でテンと呼ぶ。但し、紙質が悪いので紙幣は無く。硬貨ばかりだが、1テン硬貨は無い。重くなりすぎるしコストがかかり過ぎるからだ。なので最小硬貨は10テン。それ以下は品物の個数で決めている。

 10テンは鉄貨。

 50テンは小銅貨

 100テンは中銅貨

 500テンは大銅貨 穴開き

 1000テンは小銀貨

 5000テンは中銀貨 穴開き

 1万テンは小金貨

 5万テンは中金貨 穴開き

 10万テンは大金貨

 100万テンは白金貨

 1000万テンは大白金貨

 1億テンからはミスリル貨が使われる。


 所持品

 魔法の杖(日本製のアルミステッキ)(想像する事であらゆる武器に変換出来る)

 拠点ドア(拠点となる亜空間に行き来できる。自宅は其処にある)

 どちらも只野昇龍専用。


 特殊魔法

 時空間魔法。転送魔法。


 職業

 マジックバッグ製造職人。魔道具製造修理職人。

 錬金術師。


「プッピ、戦闘職でもないのにこんなぶっ飛んだステータスが必要なのか?」

「ああそれね、マジックバッグの材料にはドラゴンの翼が最適なのよ。あの巨体で空を飛ぶのって、多くの魔力を使った魔法飛行なのよ。その膨大な魔力を翼に蓄えているの。その魔力をマジックバッグの動力源にするのよ。魔石で代用しようとするとバッグが大きくなってしまうからね。でね、材料がなくなったら、自分で調達しなきゃならない時が来ると思うわよ」

 異世界で生きるのも楽では無いみたいだね。

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