8:エピローグ?



 王宮の謁見の間は、実家のような安心感。


 玉座には王の姿は、親の顔より見たモアイの如し。


 そして王が仰々しく告げる言葉は、


「勇者リンカよ、魔王を倒すのだ!」

 

 耳タコなこのセリフだ。


 真面目くさった顔をして頷いた俺は、そこそこの路銀とまあまあの剣(伝説の武器とかではない)を受け取って旅に出る。




 ――さあ、冒険再開リスタートだ。今度はどこまで進めるだろうか。



(了)

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勇者リンカのRTA的冒険譚 江田・K @kouda-kei

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