第6話


「!?!?」


戦闘が終わり、しばらくして、激しい倦怠感が襲ってきた。


『うわぁ・・・ぎぼぢわるい・・・』


倦怠感と同時にピkピkピkピコーン!と数十個現れた通知。それにはどれも、


『レベルが上がりました』と書かれていた。

慌ててステータスを開き、絶句する旧。

なんと、レベルが一気に20レベル以上上がっていたのだ!

詳しいステータスは、こんなかんじだった。


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【ネロ・ディウス(東亞 旧)】 ステータス 


種族 悪魔王(デビルロード) LV・26 


HP・960000/960000


MP・9620000/9620000


スキル

【魔変成】【人族擬態】【武器錬成】【鱗防御】【竜吐息】【暗視】【竜翼飛行】【爪術〝帝王〟】【効果付与】【鎌術〝神魔〟】【刀術〝神魔〟】【抜刀・真】

【神魔の魔導書】【転生者】【重力制御】


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とにかく大幅パワーアップである。これには開いた口がふさがらないのも納得である。


そしてこの倦怠感は・・・?できるかどうかはわからないが、自分を鑑定して見る。

すると、


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【ネロ・ディウス(東亞 旧)】LV・26

《状態》

・肉体適応中

 激しくレベルが上がった時に発生する現象。激しい吐き気や倦怠感に襲われる。


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「・・・。」


旧、ついにすべてを悟った無言である。というか言葉を発しようとすると吐きそうで無理なのである。


『もう、これは・・・やばすぎオロロロロ』


そのまま悶え続け・・・


「や、やっと収まった・・・」


 一日後。ひどい目にあったとばかりに首を振る旧。ちなみにかれは目の周りがくま

でパンダ状態である。そんな彼は・・・


「うん、寝よう・・・これは不可抗力。オレ、ワルクナイ」


と、いまにも寝そうな感じであった。彼の意識は闇に沈み・・・


彼の波乱に満ちた三日間は終わりを告げたのだった。

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