概要
締切から逃げろ! 編集から逃げろ! その先にある未来とは――!
小説家である山城伍長(ペンネーム)は締切が迫っているというのにまったく小説が書けないでいた。そこに担当編集である川島から催促のメールが届く。何とか締切を延ばすことはできないかと山城伍長はいくつかの選択肢を見つけ出す。
これは小説家という名の逃亡者が締切や編集から逃げ続けた結果の物語である。
これは小説家という名の逃亡者が締切や編集から逃げ続けた結果の物語である。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!まァ、何ごともマジメにコツコツやるのが一番ですよね〜
一万文字の謝罪メールというのがツッコミどころの本作品(笑)
そんくらい書けるンなら仕事しろよ! つーか、アレコレ策をめぐらすくらいなら真面目に書いたほうが早くね? と言いたくもなるのですが、毎日をがんばって生きている皆々様ならばご存知のとおり、ときに弱くなるのが人という種。
そんな弱い人が小説家となった結果、どうなっていくかをブラックに描いています。
前半の不謹慎な笑いを誘う場面に、現実の作家業とはこんなにベリーハードで過酷なものなのかと恐怖してしまいますが、きっとフィクションに違いありません。いくらなんでもトイレにくらいは行かせてもらえるでしょう。
人間、一日二日くらいならメシ抜きでも生…続きを読む