第16話 行方不明の少女たち

皇  急いで黒子の目を塞ぎます


KP  もう見てますね。震えています


杉谷 「…とりあえず黒井ちゃんを向こうに連れて行きましょう。彼女にこの景色は

   刺激が強すぎますし」


遠縁 「そうですね」


遠縁 「後輩くん、お願い」


皇  「分かった…」


そう言うと彼女は黒子をつれていった。


KP  では連れていけますね。この部屋を調べるなら死体、壁が調べられます


遠縁 死体を調べます


KP では、死体を見ればわかるんですが、首元にナイフが刺さっている。アイデアどうぞ


《遠縁  CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 86 > 失敗》


遠縁 「んー、わからない」


遠縁 他調べれるところありそうですか?


KP  無いですね


遠縁  okです


杉谷 壁調べます


KP  いたって普通の壁だ。目星どうぞ


《杉谷  CCB<=70 【目星】(1D100<=70) > 57 > 成功》


KP  では、小さなダクトがある。ダクトの方向的に素体保管庫辺りまで続いて良

   そうですね


杉谷 「これは…ダクトか…この子を殺した犯人はこのダクトから脱出したの

   か…?」


KP  では、死体調べるならどうぞ


杉谷 アイデアでしたっけ?


KP  はい、どうぞ


《杉谷 CCB<=75 【アイデア】(1D100<=75) > 56 > 成功》


KP  では気付きます


KP  魚人なら、かぎ爪で終わるだろう。でもナイフが使われているという事は、

   魚人ではないのかもしれない


杉谷 「あの魚人だったらかぎ爪で終わる…そしてここへの入り口は閉じられてい

   た…」


遠縁 「ああ たしかに」


杉谷 「そしてさっきこの壁に小さなダクトがあった。おそらくこの子を殺した犯人

   はこのダクトを使って脱出したのでしょう」


遠縁 「なるほど」


KP  この部屋は以上です


杉谷 ダクトの大きさって人ひとり分入る大きさですか?


KP  大人は入れなさそうだ。だが、マキナくらい、中学生なら入ることが出来る

   だろう


遠縁 「そんなに大きくない感じですかね?」


杉谷 「うん、我々大人では厳しい感じはするな…」


杉谷 「とりあえず皇さん達と合流しよう。あの子も心配ですし」


KP  合流しますか?


杉谷 しましょう


KP  ではできますね


遠縁 「ふぅ・・」


皇  「何かあった?」


彼はこれまで調べたことを彼女に話した。


遠縁 「てなわけだな」


皇  「…なるほど、素体保管庫気になるな…」


杉谷 「彼女はどうですか?多少は落ち着けれたでしょうか?」


KP  では落ち着いていますね。ただまだ落ち込んではいるようです


黒子 「うう…もうよくわかんないよ…」


皇  「普通に暮らしてたら死体なんて見ないからね…」


遠縁 「・・(自分より後輩くんの方が安心しやすいだろ)」


遠縁 「アカネくん C型チップってわかる?」


彼はアカネの耳元で尋ねた


アカネ「すみません、わかりません」


遠縁 「なるほど、ありがとう」


杉谷 「とにかく、わかったことといえばもしかしたらここにいる敵はあの魚人だけ

   じゃないってことだ。個別で固まるより集団で行動した方がリスクは低いだろ

   う」


遠縁 「ですね」


黒子 「そう…ですね」


杉谷 「この子も落ちついたようだしここを出るための手がかりを探そう」


皇  「次、どこ行く?」


遠縁 「監視室いきましようか」


KP  では、監視室に向かいます。中に入れば、人気はない。複数のモニターが動

   いています


遠縁 「モニターはいきてるね」


KP  調べてみれば、過去の映像を見ることは出来なさそうだ。だが、複数のモニ

   ターのうち、「牢屋」と書かれたモニターには地面に倒れた緑髪の少女が映っ

   ている


黒子 「あ!リカちゃんだ…。どこにいるんだろう…」


遠縁 「緑川くんか」


杉谷 「彼女の部屋の手がかりはないか…?」


遠縁 「牢屋って書いてますね」


黒子 「とりあえず…もっとこの施設を調べてみませんか?リカちゃんがいるなら他

   の子もいるかも…」


遠縁 「ですね。見てみますか」


杉谷 「そうだね、どこに行こうか」


皇  「それなら素体管理室に行こう!」


KP  素体保管庫に向かいます


KP  ではですね、素体保管庫の通路に出るんですが、一匹の魚人がうろついてい

   るのがわかる


アカネ「敵性反応を確認。排除します」


KP  彼女はそう言うと魚人が振り向くよりも早く頭を刎ねます


KP  では、調べるなら保管庫と、通路の壁が調べられます


皇  とりあえず通路の壁を調べます


KP  では目星どうぞ


《皇  CCB<=70 【目星】 (1D100<=70) > 46 > 成功》


KP  では、ダクトを見つけます。おそらく資料室へと続いている。また、ダクト

   の下には黒い毛が落ちている。見た限り人毛ではなさそうだ。さらに調べるな

   ら生物学


皇  「ここにダクトがあるのと、これは毛?」


遠縁 「なんだこれ?」


《皇  CCB<=1 【生物学】(1D100<=1) > 29 > 失敗》


《遠縁 CCB<=1 【生物学】(1D100<=1) > 66 > 失敗》


《杉谷 CCB<=1 【生物学】(1D100<=1) > 96 > 致命的失敗》


KP  じゃあ転びます。HP-1


[ 杉谷] HP : 10 → 9


杉谷 「…」


KP  素体保管庫に入りますか?


遠縁 入ろう


KP では、入ります。それでは全員、1d100をどうぞ


《皇  1d100 (1D100) > 79》


《遠縁 1d100 (1D100) > 16》


《杉谷 1d100 (1D100) > 51》


KP  では、遠縁さんは回避どうぞ


遠縁 「危ない!」


《遠縁 CCB<=80 【回避】 (1D100<=80) > 26 > 成功》


KP  ではあなたが部屋にいちばんはじめに入れば目の前を何かが掠める。


???「この……ッ!ってあれ、人だ」


遠縁 「誰だって・・うん?」


???「ごめんなさい、化け物かと思って…」


遠縁 「君は・・?」


紫水 「私は紫水スズリだよ。書道部の二年の」


遠縁 「あぁ、紫水君か」


紫水 「それにしても…なんでマキちゃんそんな服着てるの?」


皇  「この子はアカネちゃんでマキナちゃんの親戚なんだよ」


紫水 「へぇ、そうなんだ。それで…ここから出られそうなの?」


皇  「この部屋からはでられるけど、この施設からは扉が閉まってて出れない…今

   出る方法を探しているところ」


紫水 「そっか…。わかった。じゃあ私も一緒について良くね。一人じゃ怖いし」


杉谷 「その方がいいだろう…それじゃあ先に進もうか」


紫水 「わかった」


KP  素体保管庫2に入れば、部屋中に切り裂いた後などが残っている。だが、それ

   以外は特に何もいないようだ。それくらいです


皇  「ここには何もなさそう」


杉谷 「そうだね。次の部屋に行こうか」


遠縁 「なにが暴れ回ったのか?」


杉谷 「さっきの魚人じゃないかな?」


遠縁 「かな?」


KP  では、保管庫3へ


KP   中に入れば、2人の少女が立っている。あ女将の少女と、赤髪の少女だ。赤

   髪の少女は、手にギターを鈍器のように持っている


???「誰だ?まさかここの人間…?」


遠縁 「君たちは?」


???「名乗るなら先に名乗れ。それとも襲い掛かってくるか?」


遠縁 「遠縁・義和 アラハバキ学園の中学教師。担当は化学。多分見覚えはあるか

   な?」


皇  「私は皇天嶺、医者をしている」


杉谷 「僕は杉谷晴彦。エンジニアだよ」


???「ふん…怪しい組み合わせだな…」


青羽 「ちょっとお姉さま…私は青羽です…ってあれ?緋宮さん?どうしてここに?

   後…その服装は…?」


アカネ「…?」


青羽 「あれ…クラス一緒なんだけどな…。お姉さま、とりあえずあの人たちは悪い

   人ではないですよ」


赤音 「そ…そうか。ユイが言うならそうなんだろうな…。警戒して悪かったな、私

   は赤音レミ。ユイの幼馴染だ」


皇  「別に大丈夫、この状況だし」


遠縁 「うん、仕方ない」


赤音 「ユイを探してたら迷い込んだんだ。見つかったはいいものの出られなくなっ

   てな…」


皇  「行動力凄いね…」


遠縁 「なるほど。先生として何かしらいうべきだけど、個人として本当に無事でよ

   かった」


青羽 「ええ…まだ出口は開いてないんですよね?それなら一緒に探しましょう。二

   人では怖いですから…」


遠縁 「ええ ついてきてください」


赤音 「ああ」


KP  それでは、どうしますか?


杉谷 実験室へ


KP  では実験室


KP  中に入れば、その凄惨な光景を目にするだろう。手術用のベッドは赤黒く染

   まり、地面には人間の面影を残した肉塊が転がっている。しかし、それらはど

   れも手足が鉄の棒や、機械のようなものに置き換わったりしており酷い有様だ

   正気度喪失1/1d3


《皇  CCB<=80 【SAN値チェック】 (1D100<=80) > 51 > 成功》


《遠縁  CCB<=53 【SAN値チェック】(1D100<=53) > 41 > 成功》


《杉谷 CCB<=60 【SAN値チェック】(1D100<=60) > 82 > 失敗》


《杉谷 1d3 (1D3) > 1》


[ 皇  ] SAN : 80 → 79


[ 遠縁 ] SAN : 53 → 52


[ 杉谷 ] SAN : 60 → 59


遠縁 「なっ…」


皇  「…っ」


KP  部屋の奥にはさらに扉が続いている。また、死体にアイデアが振れる


《皇   CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 89 > 失敗》


《遠縁 CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 36 > 成功》


杉谷 「…なるほど(まさかこれ、戦闘人形…?)」


KP  それではもう一度アイデアをどうぞ


《杉谷 CCB<=75 【アイデア】(1D100<=75) > 69 > 成功》


《遠縁 CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 15 > 成功》


KP  では、ここで何かしらの実験、研究が行われ、その素体が素体保管庫に保管

   される仕組みだったのかもしれない、と思います


KP  この部屋は以上です。さらに奥に部屋がある


遠縁 「奥に・・道あるが アカネくん大丈夫か?」


KP  あ、生徒は大広間に集まっているという事でいいですよ


アカネ「……はい」


KP  多少辺りの肉塊を気にしている気がしますね


遠縁 「・・何を思ってるんだい?」


KP  それには特に答えませんね。どうしますか?


遠縁 「・・・アカネくん」


KP  まだ奥の部屋が調べられますがどうしますか?


遠縁 いきます


皇  いきます


KP  では、中に入ると一台のスクラップ器と床に倒れている少女がいる。白井エ

   ルマだ。起こしますか?


遠縁 起こそうか


KP  では、体をゆすれば起きますね


白井 「んん……ハッ!…え…あ…だ、誰ですの!?」


遠縁 「遠縁義和だ。見覚えはないかい?」


白井 「…ああ、職員室で見た気がしますわ。という事は助けが来たのですね…良か

   った…。わたくしは白井エルマと言いますの。黄前さんと出口を探していたの

   ですけれど、途中で襲われてしまって…」


杉谷 「そうだったんだね…」


白井 「ところで、緋宮先輩はなにをしてらっしゃるのですか?コスプレ?」


遠縁 「えっと、この子はアカネくんっていって、親戚の子だよ」


白井 「そうでしたの。間違えて申し訳ないですわ。それで…まだ出口は見つかって

   なさそうですのね。とりあえず私も捜索に加わらせていただきますわ」


遠縁 「ああ、お願いする」


KP  では、どうしますか?


杉谷 階段へ向かいます


KP  では、さらに地下へと続いている


遠縁 「地下に続いてるね・・いきますか」


KP  地下は牢屋が複数並んでいる。特に中に何かあるわけではなく、牢屋の扉も

   開いている。また、一番手前の牢屋の中には倒れている少女がいるだろう。緑

   川リカだ


遠縁 「緑川くんだ」


彼が彼女をゆすると彼女は目を覚ました


緑川 「…ううん……はっ、あれ、先生…どうしてここに…」


遠縁 「無事でよかった。出る方法は見つかってないけど、救出にきたよ」


緑川 「ありがとうございます…。あ…その黄前さんを見ませんでしたか?」


杉谷 「そのことなんですが…皆さん落ち着いて聞いてください。…黄前さんは残念

   ですが殺害されていました。私と遠縁先生でその部屋を確認したところ、どう

   やら例のバケモノの仕業ではないことがわかっています」


緑川 「……そう、ですか…大丈夫です。…予想はしていました…とりあえず、全員

   集めましょう。話し合いが必要ですから」


遠縁 「予想していた??」


緑川 「ええ、私を誘拐した方は律儀にうちの制服を着ていましたので。それと背格

   好も同じくらいでしたので…おそらくは学園の生徒の仕業だと思います」


杉谷 「…なるほど……」


遠縁 「・・あの中に・・いる可能性が」


緑川 「…とりあえず行きましょうか」


遠縁 「行きましょう」

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