小説書くのめんどくさくないですか?

 あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。


 長編小説を書き終わりまして、次は短編を書こうかなー、と思っている涼紀龍太朗です。


 そうそうそう、長編をねー、やっとこさっとこ書いたんですけど、最後の方はバタバタしてしまいまして、なんかねー、主人公の一人称で強引に説明しちゃった感じでラストに雪崩れ込んでしまいましたねー。


 これはねー、ひょっとしたら、上手く書ければ、いわゆるラノベ界隈でいうところの一般小説だったらアリなのかもしれないですが、仮にもラノベを名乗った小説(自己申告)でそれやってしまいましたからね。ちょっとこれはいかんですよねー。


 そういう反省をしつつ、長編を書きながら思ったことなんですけど。


 小説書いてるみなさんに聞きたいことがあります。


 小説書くの、めんどくさくないですか?


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 何聞いてんだ、俺?


 いや、でもホントにね。めんどくさくないッスか?


 というのもですねー、今回……、今回も、と言うべきでしょうか、小説書いてて、もうめんどくさくてめんどくさくて。


 何がどうめんどくさいのか? だったらやめろよ。


 そんなお叱りの言葉が聞こえてきそうですが。まぁ、実際は聞こえませんけど。僕、エスパーではないんで。


 そう、めんどくさい。でも小説は書きたいんですよね。


 何だ?こいつ、と。


 ここで読むのやめちゃう人がいても不思議はないです。でも、読んで。百円あげるから。ウソ。あ、読んで欲しいのは本当。百円はあげません。


 あのー……、小説書いてると、まぁ当然アイデアというものが浮かんでくるじゃないですか。それで「あ、次のシーンはこんな風にしよう!」とか思いますよね。


 つまり、頭の中ではできあがってるわけですよ、その完成品が。


 これをね、文字に起こすのがめんどくさい!


 と、こういう次第であります。


 一言で言うと、まどろっこしい!


 もうね、頭の中ではすでにできていることを、いちいちえっちらおっちら文字にしていくのが時間がかかってしょうがない。こっちはもう、次々頭の中では浮かんでんだから、そっちをバンバン書いていきたいわけですよ。でも、書くと時間がかかる。このジレンマ。


 だから、もう映像で浮かんでるわけですよね、映画みたいに、書きたいシーンが。バーンと一枚の絵みたいにして。それをですねー、文字にするのは時間がかかる。人物の表情とか、場とか、諸々を。


 やはり、文字は映像とはメディアが違いますから、まぁちょっとした「翻訳」作業になるわけじゃないですか。だから時間がかかってしまうんですよね。


 それがですねー、めんどくさくてw


 まぁ、小説を書くという作業はそういうもんだから、嫌ならやめちまえということなんですけど……。


 やめねーよ、俺!


 いやー、正月早々とんでもねー愚痴をブチまけてますけどねーw


 でも、そんな人、いるんじゃないですか? 文字にするのがめんどくさい、って人。いねーか、そんな奴。


 でも、三谷幸喜なんかは、文章書くの嫌いだ、ってこの間観たインタビュー番組で言ってましたね。台詞だけで表現できるから脚本家になった、みたいなことを言ってました。


 クドカンなんかも、地の文ほとんどないみたいですね。柱立てて、いきなり台詞書いたらびっくりされた、って、やはり何かのインタビューで言ってました。


 だからやっぱり、一定数、いるんじゃないですかねー。文字にすんのめんどくせーなー、って思ってる人。いや、三谷幸喜もクドカンもそういうことじゃないか。


 でも、そう思う一方、文字で、言葉で表現する楽しさもやっぱりあるんですよねー。言葉で書くからこその想像力喚起、言葉でしか表現できない心情、そういうの、あると思います。


 まぁ、それができてるかどうかと言われると自信はないですが、そこに挑戦して突っ込んでいくのが、面白いというか。

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