概要
嘘でも芝居でも夢でもええ
第五回こむら川朗読小説大賞参加作品、太平洋戦争ぐらいの昭和のBLです。
同題異話7月号にもお邪魔しています。よろしくお願いします!
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!死とはそもそもが理不尽なものではあるけれど
体が弱く療養中のお兄さんと、その彼を慕う幼なじみの海軍さんのお話。
昭和初期ごろの日本を舞台にしたボーイズラブ、あるいは男性ふたりの関係性の物語です。
タグにある通りBLには違いないものの、それはそれとしてはっきりそのような描写があるわけでもないタイプのそれなので、普段BLを読まない方でも楽しめるお話ではないかと思います。
内容はこう、とにかくもう、あまりにも切なくて……。
きっと現代よりはまだずっと、死の影が身近であったろう時代の物語。
確かに悲劇には違いないんですけど、でもそれはこうして本作を読んでいる私たちが思うより、きっと「そこらに普通にあり得たであろう悲劇」だとも思…続きを読む