晴れの日
もう、何をそんなに寂しそうな顔してるの? 数日家を空けるだけじゃない。
友達との思い出作りなんでしょ? 私のこと気にせず楽しんできなさい。
そんなに心配しなくても大丈夫よ。お義父さんもお義母さんもいるんだから。
ほら、2人とも「まかせなさい」って言ってるでしょ?
それに、2人ともすっごく私のこと可愛がってくれるのよ。
おやつも沢山くれるし、ゴハンも初めて食べるものを出してくれるし!
「それが心配だ」って顔ね。
大丈夫大丈夫! 病気になったり太ったりしないわよ。
たった3日のことだし。
ほら、今はアナタのことでしょ?
ソツギョウリョコウ? だっけ。
お義母さんが言ってたわ。
仲のいいお友達と行くんしょう? いいなぁ。楽しそう。
あ、でもカワイイ子がいてもウワキしちゃダメだからね!
アナタはそんなことしないって分かってるけど一応、ね。
もうそろそろ行くの?
あ、ちょっと待って!
好き好き好き〜!
はい。3日分ね。
気をつけてね。
いってらっしゃい!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます