第15話 鴉天狗

霊羽達が夜叉と戦っているその頃、時同じくして私、遠野神威は私の契約している神妖の鴉天狗とともに夜叉を探して行動していた、夜叉と戦う1人の青年を私と夜叉はそんな中、出会うことになる、夜叉の槍を手で受け止めると青色の光とともに彼は強烈な発勁を火花とともに撃ち込み爆発させる、日本刀で斬りかかってきた夜叉よりも早く次に彼は青色の光とともに強烈な飛び蹴りを火花とともにくらわせて爆発させあっという間に2体の夜叉を倒した、私は彼に「あんた、いったい何者なの?その力、黒斗と同等かそれ以上の力でしょう?」と言った、彼は私に「あ、俺、俺は白川氷河訳あって夜叉退治に参加してるんだ」と言った、白川氷河、彼の力は神妖であるなまはげの力とあともう一体神妖の大天狗の力を宿しているそしてそのことだけは何故か本能で私はそのことを不思議と理解していた、夜叉の本体はもう霊羽のもつ力にすでに感づいているはずだ、カムイの力で私は霊羽が精霊2体変身をしたことを察していたからだ、鴉天狗は氷河に「君がいるだけでも充分すぎるぐらい頼もしいよまだ変身はしてないようだが」とその問いに氷河は「元々俺は武術や拳法だけでも下級の妖怪ぐらいは倒させるさ、相手はあの夜叉なんだろう?本体はかなり強いはずだからな」と言った、確かに手下の夜叉ですら霊羽は精霊2体変身をしないといけないぐらいに追い詰めるほどの夜叉だ、それに氷河のあの動きは少林寺拳法に若干だが似ていた、相手の攻撃より先に動いて先手を先に打つ、夜叉にはそれがどうやら非常に効果的な有効な攻撃手段のようだ、川が流れる公園にきた私と鴉天狗、そして氷河は日本刀と斧を持った夜叉に囲まれた、私は背中から青色の光の羽と赤色の光の羽を出現させそして金色の光の熊を召喚し攻撃と防御を行いながら金色の光の熊が私に覆い被さると青色と赤色の左右非対称のアイヌ文様が施された鴉天狗の鎧と金色の熊のカムイの鎧をその身にまとい変身を遂げる、氷河も白い巨大な鷹の精霊と鬼の仮面を召喚し攻撃と防御を行いながら白い巨大な鷹が氷河の背中から覆い被さり両羽を広げると左右非対称の鬼の仮面と白い鷹の羽を模した腰ローブを装着した精霊の鎧をその身にまとい変身を遂げた、次々と斬りかかってきた夜叉を私はかわすと金色の光をまとわせたキックとパンチを火花とともにくらわせた、遠くから斬撃を飛ばしてきた夜叉に対しては私はストレートアッパーカットとともに金色の熊のひっかきのような斬撃を飛ばして火花とともに爆発させる、そして鴉天狗も斬りかかってきた夜叉達を空中で一回転してことごとくかわすと手に持っていた扇の一振りで青色の光の竜巻を起こし火花とともに次々と夜叉を上空に舞い上げると赤色の光をまとわせた発勁で夜叉達を爆発させた、氷河も次々と槍で攻撃してきた夜叉達をかわすと青色の光と火花とともに発勁とキックを次々と決めて爆発させた、背後から斬りかかってきた夜叉に氷の矢が飛んできて夜叉を火花とともに氷漬けにした氷河は振り向きざまに右手にプラズマを集めた青白い光のチョップで叩き斬り爆発させた、私が振り向くとそこには雪女である白山里雪羽と精霊2体変身を遂げた霊羽、そして鬼の一族であり童子である酒呑童子の3人が応援に駆けつけていた、鴉天狗は酒呑童子に「おまえ、また派手に暴れてないだろうな?」と問いかけた、その鴉天狗の問いに対して酒呑童子は「ああ、まぁ、まだまだ暴れたりないな」と言った、霊羽は紫色の光をまとわせたニーキックをジャンプとともに火花とともに夜叉にくらわせまるで獣のような荒々しくもアグレッシブな戦いかたで火花とともに夜叉達を次々と圧倒していく、雪羽も上空に飛び上がると氷の弓矢で火花とともに次々と夜叉を氷漬けにし爆発させて圧倒していく、だが同時に霊羽の身体は酒呑童子の能力の副作用で次第に鬼の一族に非常にちかい身体になってきている、日本刀で斬りかかってきた夜叉の日本刀を火花とともにくらっても霊羽が平気なのはその為だ、それどころか夜叉の頭を掴むと持ち上げ槍で突いてきた夜叉にその頭を掴み持ち上げた夜叉で火花とともに防御すると紫色の炎をまとわせた右足で強烈な回し蹴りをくらわせてそして2体の夜叉を爆発させた、そして爆発の炎を煙幕がわりに使い霊羽は紫色の光をまとわせたラリアットを火花とともに夜叉にくらわせ爆発させるとその上空から変身した際羽が夜叉達を次々と炎の斬撃を火花とともにくらわせ爆発させる、酒呑童子は槍で突いてきた夜叉の槍を手で掴みぶん回すとそのまま火花とともにキックをくらわせて日本刀を持った夜叉達に直撃させると口から紫色の炎を吐いて爆発させた、そうこれが鬼火だ、下級妖怪ならまず無事ではすまない、ましてや酒呑童子は鬼の一族でもトップクラスの戦闘力を誇る童子だ、際羽は私に「本体はまだ見つかりませんか?」と質問した、私は「残念だけどね、でも本体はこのことぐらいは感づいているはずだよ」と際羽に返した、そう確実に私達は少しずつではあるが本体の夜叉に一歩ずつちかづいてはいるのだから。

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