★夢の表紙入りへ


そして7月になり、私は4作目である「ブラック医術ギルド」を投稿します。

これは40話以上書き溜めをしてあったので、ドキドキの気持ちで投稿します。

そしてなんと、最初の日に7話ほど投稿し、見事ランキングの下位にひっかかることができました。


前作から誘導をかけたので、かなり初動のブクマのつきかたが、以前とは違っていました。

このときに少しずつ手ごたえを感じていきます。

正直この作品でのびなければもう打つ手なし、どうやっていいのかわからないと思っていました。

すべてをかけていました。


これが面白いはず、これが伸びなければなにを書けばいいのかわからない。

そういった思いで投稿していきます。

そして2日目に10話以上投稿してランキングのかなり上位にまでこれたと記憶しています。

そこからはあっという間でした。


自分でも信じられないという思いで、それと同時に仮説が正しかったことに安堵していました。

もちろん伸びると確信してはいましたが、やはり夢のようでした。

三日目、ついに日間のポイントが6000になります。

そして一日のPV数が50万を超えます。


そしてハイファンタジーランキング1位と、日間総合3位を獲得するのです。

正直この瞬間が一番うれしかったです。

脳汁とはこのことかと、アドレナリンがでまくりました。

眠れずに、なんども部屋を飛び回り奇声をはっしました。


そして夢見心地のまま、一か月連載を続けていきます。

しばらくして、今度は月間ランキングでも5位まであがることができました。

いわゆる月間表紙入りです。

そしてブックマークがついに1万の大台に突破します。


ブックマーク1万が書籍化の目安ときいていたので、それを目標にしていました。

なのでこのときはほぼゲームクリアのような気持ちで、浮かれていました。

ですが……なんと、それからさらに数か月たっても、書籍化の打診は一件も来ませんでした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る