第13話 政治家が当選するための資質

 皆さんが選挙で誰に投票するか、考えたことありますか? よく考えてから投票する人もいるでしょう。特定の政党を支持して投票する人もいるでしょう。単に街頭で話を聞いたから、握手をしたからと、投票する人もいるでしょう。芸能人だから、美人(美男も含みます)だから投票すると言う人もいるでしょう。


 これらの思考に共通することは何か? それはただ一つ、その人の記憶に残る何かを訴えたと言うことではないでしょうか?


 そう、別に世の中を良くしたい、よくして欲しいと言う意志のもと、その候補者の考えに共感したからと言う人ばかりではないと言うことです。


 さて、そう考えると、政治家にとって最も重要な資質とは何か?


 それは……


 誰かの心に訴えかけること!


 具体的な難しい法律を考えたりするのは別の頭のいい人に任せればいいのです。


 やりたい事、なりたいもの、あって欲しいもの、無くして欲しいもの、そう言ったものに共感してもらえるアピールする力こそ、政治家に必要な資質だと思います。


 ただ、残念なのは、そういう具体的な自分の考えを持たず、又は言わせてもらえないのに、有名だからとか、芸能人だからとか、美人(美男も含みます)だからとかで、票が欲しいだけの政党に利用されてほしくはないです。


 もしも本気で政治家になろうというのであれば、大きな政党に入ったり公認を受けるのではなく、意見を言わせてくれる政党にはいるか、なんなら自分で政党を作って欲しいです! そういう前例もありますしね。


 そこまで行けばあとは共感してもらえる考えを自分の言葉でアピールしてください!


 これから老人がだんだん減り、若者が相対的に増えて来ればそういう新しい考えに共感して投票してくれる人も増えるはずです。


 さて、ちょっと内容も多岐にとっ散らかった、それでいて小難しい話も多く、また、反感を買うような個人の意見も織り交ぜてしまいましたが、皆様の今後の生活や、選挙に行ってみようかなという、何かの動機づけになれたらば幸いです。


 すべての意見や考えが一致する人なんていません。親子や、兄弟や、友人、こいひと、夫婦でさえ、喧嘩の一つ、不満の一つもない人間関係なんて存在しないと思います。でも、政治はそれでもそんな誰かに自分たちの生活の指針を任せるという事です。


 少しでも自分の考えと同じことを言っている人がいたら、多少のことには目を瞑って、ぜひその人に投票しに行ってみてください。できれば、恋人や夫婦、友人や同僚にも声をかけて。


 今まで選挙に行っていなかった人が1人でも行けばその分投票数は上がりますが、声をかけて2人で行けば更にふえます。


 最悪、白紙でも、今まで選挙に行ったことがないとか、何年も行ってないという人は、是非とも選挙に行くという行動を体と頭に体験させてください。


 短期集中でしたがお付き合いいただいた方々に御礼申し上げます。


 またどこかでお会いしましょう。


 


 

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