6話スタジオに行く、未来達

(明乃様、コメントか、フォローお願いします、こちらからフォローが出来ません!)


会社でのランチタイム

未来が


「五月、美恵、由利、日曜日

時間、ある?」


と聞いた。


「あるよ!どうした?」


「桜庭さんが新曲の練習してるから

スタジオに来ないか?って言われて

みんな、一緒ならって答ちゃった」


「え~スタジオ行けるの?」


「じゃあ、メンバー全員いるじゃん!」


「行く、行く、何処?」


「Fテレビ局だって!分かる?」


「分かるよ!行こう、未来!」


「うん、じゃあ、みんなで行こう!」


「でも未来、いつの間に、そんなに

桜庭さんと仲良くなったの?」


「そんな仲ではないよ!でも信長様

を演じてる桜庭さんは、何時もの

桜庭さんとは違って、格好良かった

よ!」


「未来、それは信長だった

からでしょう?」


「信長じゃ無い!信長様!」


「はい、はい信長様ね~」


と笑う4人。

社に戻ると課長が


「上谷さん、今日会議が有るから

会議室に、この資料を置いて

お茶の準備してくださいね」


「え~私ですか?私、自分の仕事が

あるんですけど!」


「あのね~上谷さん、これも仕事、

たまには、はいって返事して下さい。」


「はい」


会議の用意をする未来。

会議に参加する人達が集まって来る。

お茶を配る未来。


「あのね、君、普通、お茶はね

座った人の右に置くものだよ!

左に置いて、どうするの?」


すると又何時もの未来が出てくる。


「じゃあ自分で右に置けばいいじゃ

無いですか?」


慌てて課長が飛んで来た。

外に連れ出される。


「上谷さん、偉い人ばかりなんですよ

何を言ってるんですか?はい!

でしょう?はい!」


「はい!じゃあ次は自分の仕事に

戻ります、はい!」


課長は


(こんな仕事に上谷さんは使えない!

絶対、他の人に頼もう!)


そう強く思った。

仕事が終わって帰る4人。


「じゃあ明日ね」


「うん、どうする?待ち合わせ」


「じゃあ、この先の何時もの

カフェに9時に、しない?」


「そうだね」


「何か持って行った方がいいよね」


「うん、手ぶらではね?」


「未来どうする?」


「任せます。私は、そんな事は

あんまり分からないから」


「じゃあ集合したらケーキ屋さんで

買って行く?」


「うん、そうしよう!」


「じゃ、明日ね~」


家に帰る4人。

家に帰った未来は用事を済ませて

今日も歴史番組を見ている。

未来は、コマーシャルになったので

チャンネルを変えてみた。


(あっpeaceだ!やっぱり歌も

ダンスも上手いな!凄いな~

この人達!peace平和っていう

意味か!いい名前だ!)


と全然、関係の無い所に感心する

未来なのだ。

翌日、カフェに、みんな集まった。

そしてコーヒーを頼むと


「じゃあ何か手土産買って

行きますか?」


「うわ~メンバーみんなに会える

なんて緊張する~」


「本当に!もうドキドキしてるよ!」


みんな、アイドルに会うので

おしゃれを、している。

メイクも、バッチリ。

未来はと言うと。

ジーンズにTシャツ、ノーメイク。


「未来、本当にそれで行くの?」


「相手は、アイドルだよ?」


「だから?信長様に会うなら

別だけど、これでいい」


しょうがないと店を出る4人。

近くのケーキ屋に寄った。


「どれにする?」


と選ぶ3人。


「私、プリン」


と未来が言った。


「ねぇ?未来、ちょっと聞くけど、

それって未来が食べたい物でしょう?」


「うん!なにか?」


「あのね、今、差し入れを選んでるの

未来の食べたい物は後から!」


「え~私の方が後なの?」


「当たり前でしょ!」


そして未来以外の3人で選ぶ。

未来はプリンの前で、ず~っと

立っている。


「これだけ買ったらいけるかな?」


「20個、有るからいけるでしょう?」


「じゃあ行こう!」


と店を出ようと、する3人。


「未来、何してるの?」


「私のプリン」


「あんた、そこでず~っと立って

たの?」


「だって後から買うって言った

じゃん!」


「分かったよ~どのプリン?」


プリンは、色々な味が有って5種類

有った。


「未来、どれ?」


「全部!」


「えっ!全部?」


諦めて5種類のプリンを買う3人。

ルンルンの未来。

自分のプリンだけを持っている。


「タクシーで行こうか?」


「そうだね、その方が早いね!」


タクシーに乗り込む4人。


「Fテレビ局迄、お願いします」


Fテレビ局に到着。


「うわ~益々、緊張して来た!」


「本当!」


「どう入ればいいの?」


すると未来がスタスタと受付に行く。


「私、上谷未来と申します。今日peaceの

桜庭恭介さんに来る様に言われたん

ですが確認取って頂けますか?」


確認を取る受付。


「はい、確認取れました。どうぞ

3階のNスタジオです」


「ありがとうございます、みんな行けるよ!」


「ねぇ、こういう所、未来しっかり

してるよね!」


「物怖じしないよね!」


「たくましいのか、頼り無いのか

分からないね!」


と笑う3人。


「何がおかしいの?」


と未来。

3人は


「何も!」

と声を揃えた。



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