第10話僕は教授なのか?
近所に大学のキャンパスがある。
その大学の図書館を利用する。特に、古文書に興味があり、「
実物は某大学にあるらしく、職員のご厚意により無料で手に入れた。
すると、学生らしき一団が、
「あの先生見たことある?」
「いつも、図書館で古文書読んでる先生だよね?」
「うん。先週もいたよ!」
「なに学部なんだろ?」
僕はスーツにバッグを肩からさげて、見た目はうだつの上がらないサラリーマンなんだが、教授と勘違いされるとは。
女の子から、学園祭は私たちビール出すんで寄ってくださいね。と言われたがコロナで吹っ飛んだ。
ま、僕はいかにも糞真面目な顔つきしてるから、教授と勘違いされたんだな。厭な気分にならない誤解もある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます