いつまで、私はここにいなければならいの⁈

 修学旅行に出かけた主人公たち。トンネルを抜ければ、濃い霧で覆われた場所に着く。しかし、先にホテルに着いていなければならないはずの、別のクラスのバスがなかった。主人公たちはそれぞれの部屋で、帰ってこない先生の話しをしていた。ところが、主人公だけが何者かによって、殺されてしまう。
 悪夢はここから始まった。主人公だけが、殺された記憶を持ったまま生き返るのだ。そして、また殺される。どうして、主人公だけが? どうして決まった時間に? そして、いつまでこのループは続くのか。それを繰り返す度に、主人公は生き残るために必死だ。クラスメイトで妖怪に詳しい男子の協力を得たり、隠れてみたり、他人を利用してみたり、ありとあらゆる手を使って、ループを終わらせようと奔走する。

 果たして、主人公はループを終わらせられるのか?
 そして、この霧の街を脱出できるのか?

 はらはらとする展開の連続で、毎回殺される場面では違った表現がなされる。
 
 是非、御一読下さい。