第22話  大奥

先週からフジテレビで『大奥』の新シリーズが始まった。昔、20年くらい前に菅野美穂とか浅野ゆう子などが出ていた時にはまったドラマ。あの頃は本なども読んでドラマ観て泣いてと、かなりはまっていた記憶がある。その後、シリーズは違う物だけど男女逆転の物が出来たりして、個人的には「そんなことあるわけないじゃん!」と興醒めになり、熱が冷めていった。打掛着た綱吉とか考えられないし。そして長いこと大奥を忘れていたのだけど、また先週から逆転でない物が始まったので観出した。


同じフジテレビでも20年近く経つとキャストも20年分若返っていて、よく知らない女優さんばかりになる。前のシリーズにはまっていたせいか、劇中に流れる曲とかシナリオの雰囲気とかも変わっているのでまだ慣れない。でも20年ぶりで記憶もだいぶ薄れているので、なんか違うような気がするなぁ程度のものだけど。これが前シリーズが始めから無かったとしたら初めてみる物になるからそこまで気にはならなかっただろう。


昼間にたまたまテレビを観ていると、20年前の『大奥』を一挙公開していた。懐かしくなってすごく久しぶりに観てみると、藤原紀香とか内山りなとか小池栄子とかが出ていて、曲もよく聴いていたのが流れていて、ドロドロしていて、これこれ!って思って楽しく観た。「美味でございま〜す」の道化役3人組もいて面白くて録画予約までしてしまった。


今度の大奥の新シリーズは昨日2話目を観た。1話目よりも物語が進んで話がのってきた感じなので面白くなってきたようだ。20年前の物と比べると画面のクリアさも違う。当時は気が付かなかったけど、前のものの方が少し緑がかって鮮明さがない。その点、今の物は画像がはっきりしていてとても綺麗。大奥のような絢爛豪華な物は見応えがある。今年は大河ドラマも源氏物語を題材にしているので綺麗なものを沢山見られる年になりそう。


打掛姿の中臈や奥女中、煌びやかで観ていて楽しい。私もあんな格好してみたかったなぁなどと思う。一般人があのような格好が出来るのって花嫁衣装だけだと思うのだけど、私の場合は洋装だったので着る機会がなかった。当時は特に考えもなしに白のウェディングドレスにお色直しは黄色のドレスを選んでいたけど、今考えるとお色直しに打掛を選んでおけば2種類楽しめたのになぁと思う。まあその頃は「和装なんて古い!」って思っていたし、夫も洋装が良いって言っていたのでしょうがないのだけど。


そう言えば、十二単を着たことがあった。中2の時にデパートでやっていた京都の着物か何かの催し物で「着てみたい人」って言われて手を上げたら着せてもらえたのを今思い出した。凄く重くて動けなかった。

大奥の話からだいぶずれてきたのでここで終わりにしよう。

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