第6話 カンクンその2

ガイドブックではシャトルバスが9ドルだが、市民バスの循環がN6ドルと格安。空港にインフォメーションがずらりと並んでいて、猛烈に案内をするため声をかけている。なんだこの過剰さは?空港を出るとまた猛烈なタクシーの客引き。それらを何とかかわしてバス停に行く。循環じゃないけどセントロって書いてある。これに乗ってみよう。N40ドル。なんだかちょっと高い。まぁいいや。1番前の席に乗り込む。あまり人が乗ってこない。どんな人用のバスかよく分からない。途中のバス停で時々人を乗せたり下ろしたり。バス停でなくても人が待っていて手を挙げる。そういう人に対してこのバスは止まらないが、別のバスなら止めるんだろう。きっと。ドライバーは暑いので、時々乗車扉を開けて走る。危ないなぁ。

 30分ぐらい走ってセントロ付近に到着。ドライバーに行きたいホテルを伝えると、そこまで送っていってくれるらしい。しかしちょっと待てと言ってバスを降りる。コーラを持って帰ってきた。瓶のコーラだけどカップホルダーなんてなく脇の台のような所に置いてある。こぼれないか心配。バスディーポまで送ってもらいバイバイ。これからポサダルーシーと言うホテルを探す。荷物をゴロゴロ転がしながらガイドブックとにらめっこして進んでいるとおじさんが案内すると言う。しかもしつこく。ポサダルーシーは建て替え中らしく、別のN300ドルのホテルを進める。いやいやN200ドル以下が良いので自分で探すと強く言って何とか諦めてもらう。ガイドでお金をもらっているのかな?何とかポサダルーシーの場所まで行くがない。建て替え中なのかな?看板が出ていていないのでよく分からない。

 疲れているのでメシにすることにした。すぐ隣のレストラン。高そうなレストラン。チキンタコスとビールを頼む。ビールの値段を聞く。N50ドルと聞こえ高い!がビールをごきゅごきゅ飲む。うまい!ビールの値段を詳しく聞くとN15ドルだと。安心!なのでもう一杯注文。タコスはあんまり味がないがソースをたくさんかけると俄然旨くなった。ビールと合う合う。腹いっぱいで機嫌が良くなったところでホテル探しに出発!メインストリートから入ったところの一件目はエアコンなし、ファンのみでN300ドル、高い! 2泊だから負けてくれと言うが7泊しないとダメだって。次のホテルへ。あれ?確かこの辺だと思ったんだけどない?ちょっと戻ると...。あった。なんだか貝がたくさん飾ってあって土産物屋みたい。ファンのみでN255ドル。さっきより安いけど---

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