第16話 「水筒は、水を入れられるだけの筒じゃないよ?チョコレートも、アメも、入れられる。でも、基本、お茶とかコーヒー」そんな授業なら、どう?

 勉強は、学校にいかなくても、面白くできる!

 「学校にいけなくて、勉強できなくなっちゃったから、悲しいんだ」

 そう、言っちゃう子?本当に、そうかなあ?

 学校の生活だけが、すべてじゃあ、無いんだし!

 塾講師、やるなあ!

 学校の先生の授業みたいに、薄っぺらくないものね。

 「善人の逆は、悪人。それだけを暗記してしまうと、つらいことから、逃げ出しにくくなっちゃうかもしれません」

 こう言う子が、いたとする。

 「学校の先生は、僕たちに生き方を教えてくれるから、善人」

 そこまでは、まあ、わかるよ。

 っていうのか、わかってあげたいよ。

 ただ、こんなことを言っている子は、困ることになっちゃうかもよ?

 「学校の先生は、ぜんにんっていうの?。お父さんが言っていたけれど、コームインさんっていって、皆ががんばってはたらいて、泣きながらもらえた金をうばいとって生きて良い人なんだよ?」

 …はい?

 そういう人が、善人?

それって、本当に?

 言葉からだけの暗記は、危険。物事が見極められなくなっちゃことだって、あるんだから。

 こんな勉強も、あるんだな。

 ライブ講師は、大切なことを、言っていたんじゃないか。

 「高卒認定試験が、ゴールなんじゃない。点数のとり方が、大切というわけじゃない。道を、広げていこう!就活やその先の人生で生きる考え方を、身につけていこう!」

 勉強って、そういう気持ちをもって取り組んでいくものなんだよ。

 さっきの、水筒の話だけれどさ…。

 「水筒は、水を入れられるだけの筒じゃないよ?水筒の中には、チョコレートも入れらるよね?アメだって、入れられる。基本、お茶とかコーヒーとか、水分を入れてほしいけれど」

 そう考えていけるようになる授業だったら、面白そうでしょ?

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