航海第四日目 上陸

(平成11年9月13日〔月〕曇り)

 さて、『ONE PIECE』の影響で仲間探しを始めることにした私だったが、島を発見したので上陸することにした。狙いはもちろん仲間探しである。


 しかし、この島はどうやら私を歓迎していなかったらしい。私が上陸して、ほんの1、2分で大きな地震が起こったのだ。その地震によって、私の立つ地面は真っ二つに割れ、奈落の底に落とされてしまった。


 意識の中にいる。ただ闇だけがある空間の中、一筋の光が訪れた。私はその光に吸い込まれ、光の広がる世界へ導かれた。その場所は一面お花畑だった。しかも、死んだはずの角川師つのかわしが手を振っている。

 もしや、これが臨死体験というものか。私はそう考えた。


「いや、臨死体験ではない」


 角川師は私の考えを即刻否定した。

 どうやら、この世界では心に思った言葉が伝わってしまうらしい。


 すると、突然、黒い肌の巨大な男たちが現れた。こやつらは一体何者なのだ。

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