第11話 はざまのコドモ
エッセイ好きの自分は、色んな本を手当り次第に読みまくった
その中でも、『はざまのコドモ』は、境界知能に重きを置いてはいないものの、当事者の辛さや周りのサポートへの対応等、リアルに書かれていた
「まぁそうなんだよね……」
『障害』と『健常者』の『狭間』にいる
その経験を自分もした
自分と違ったのは
『幼少期に病気に気づいていた』という点
その本の主人公である男の子は『広汎性発達障害である』と幼少期に診断をされ
苦難がありながらも『療育手帳取得』だったり『支援学級に進学』だったり……
「羨ましいなぁ……」
自分は大人になるまで境界知能だと知らなかったし
精神疾患にはかかっていたのは知っていたけれど、ちゃんと治療を受けられなかったし
そもそも、親が『自分』と向き合ってくれなかったのが1番大きかったと思う
『親が障害者だから子は障害者じゃない』
それは合ってるようで間違ってる
子どもがどう生まれて、どう発達していくのは
親は全部分からないのが当たり前だけれど
でも
早く精神科に連れてってくれてたら
何か変わっていたのかもしれないな
『健常者』と『障害者』
『健常児』と『障害児』
その狭間は大人になっても辛い部分はあると思う
境界知能って何ですか? 蓮見藍菜 @hasumiaina
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