第10話 ケーキの切れない非行少年たち

「境界知能についての本とかないのかな……」


ネット検索すると、ヒットしたものが一つだけあった


「『ケーキの切れない非行少年たち……?』」


漫画版があるみたいだったが、小説版の方がすぐ出てきた


「へぇ……」


後に、この本関係で色んな人が動画で取り扱うことが多くなった

けれど……

これが『』ように感じてしまった


「そうじゃないのに……」


当事者の苦しさ・辛さには目を向けてくれなかった

凄く凄く悲しかったのと同時に、『犯罪』というフォーカスしか当たらないことに、自分は怒りを感じていた

ある動画では、『』ことも知った

それも数ある中の動画に埋もれてしまって、誰も気に止めてくれなかった


「どうしてこんな風になったんだろう」

それしか思えなかった


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