概要
冷たく厳しく嘘つきなアイスブルー
リラの13の誕生日にやってきた執事兼家庭教師のレフィは、花嫁修業よりも勉学と護身術に力を入れる変わり者。見目麗しい姿とたまに見せる甘い顔に、商家からの成り上がり令嬢のリラは、彼は悪魔だと自分に言い聞かせて絆されまいとする日々。散々リラの心を乱しておきながら、彼はある日突然姿を消す。リラの知らぬところで大きな事件が起きていた。
第二回 銀縁眼鏡文学大賞企画に寄せて。
文体診断ロゴーン結果
1 浅田次郎 85.7
2 松たか子 85.6
3 阿刀田高 84.5
小説家になろうにも公開しています
第二回 銀縁眼鏡文学大賞企画に寄せて。
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- ★★★ Excellent!!!それは溺愛ですよ?
成り上がりの名家の令嬢リラは毎日忙しい。アイスブルーの瞳をもつ男レフィに山のような課題を押しつけられるのだ。読み書き、計算、音楽、礼儀作法、政治経済、乗馬、護身術……リラの腹筋は見事に割れた。それもこれも、執事兼家庭教師であるレフィの教育のなせるわざである。
さて、名家の令嬢の腹筋を割る必要がどこにあるだろうか。ましてや、小さな娘に小難しい政治の話をする必要がどこにある? どうやら彼は、リラだけでなく、彼女の父親にさえ助言を施しているらしい。レフィとは、実際のところ何者なのだろうか。
それが明らかになるとき、リラは普通の令嬢では経験しないような危険な事態に直面することとなる。これを打開…続きを読む