第3話 スネークピープル
(何あれ……誘ってるのかしら?)
私はチロチロと繰り返し出し入れされる赤い舌を見て、そんなことを考えた。
あれだけの高速ベロ運動は、人間では到底不可能だろう。
しかも長細いため、あらゆる所を責められそうだ。その快楽を想像すると私は目が離せなくなった。
あの
(……って何考えてるのよ!ヘビは苦手だったじゃない!)
そう、私がいま発情している対象はヘビだった。
もちろんヘビと言っても、ただのヘビではない。ヘビの頭をしたヘビ人間だ。
この異世界には本当に様々な種族がいるようで、街の門のそばに立つ衛兵はヘビ男だった。
衛兵だけあって鎧から覗く筋肉はたくましく、その表面を覆った滑らかな鱗もまた妖艶な色気を醸し出している。
(ヘビ、苦手だったのにな……)
私は再びそう思った。
もとろん苦手なものが克服できるのは良いことだ。
しかしこれは克服というよりも、この世界に来てから得た発情体質があらゆるものをいやらしく感じているだけだった。そう思うと、心底悲しい。
サスケとケイロンさんに連れて来られたのはかなり大きな街なようで、人の背丈の何倍もある高い壁に囲まれていた。
壁の外にも家は建っていたが、多くの人はこの壁に囲まれた土地で過ごしているらしい。
壁の高さに驚く私に、ケイロンさんとサスケが説明してくれた。
「夜になるとモンスターが増えますから門は閉じられます。それにごくまれですが、モンスターの群れが街を襲うこともあります。だから大きな街は大抵高い壁に囲まれていますね」
「まぁモンスターも人が多いと警戒するから、街や村の周辺は比較的安全なんだけどね。実際、壁の外の家に住む人も多いし」
その説明には納得できたが、やはりこの世界ではモンスターによる危険があるということだ。
元の世界では身の危険など感じることは滅多になかったから、すごく怖いことだと思う。
私たちがそんな事を話しながら門を通ろうとした時、衛兵のヘビ男が近づいてきた。
私のことをジロジロ見回しながら、さかんにその舌を出し入れする。
「待て。なんか怪しい女だな」
ケイロンさんの背中に乗った私を覗き込むようにした。
それから、その細長い舌で私の耳をチロチロと舐めてくる。
「ひゃんっ」
ゾクリとした快感が私を襲い、思わず声を上げてしまった。
それを見たケイロンさんが怒ってくれた。
「やめなさい!なんて失礼なことをするんだ!」
ヘビ男は笑い声を上げながらすぐに離れた。
「ハッハッハ。門番として怪しい人間がいたから調べてただけだよ。ま、その女が妙な風体をしているのは間違いないだろう?」
確かに私の格好は怪しい。
マント一枚で体を覆っているが、マントの持ち主であるサスケが小さいため丈が足りていない。
ケイロンさんにまたがっていることもあって、膝上から下は生足が覗いている。しかも素足で靴も履いていない。
「彼女は森でトラブルに遭ったようで、それを我々が保護しているのです」
「おうおう、そりゃお優しいことだな」
ヘビ男は軽い口調でそう言いながらいったん下がりかけたが、すぐにまた笑いながらチロチロと舌を近づけてきた。
「じゃあお嬢ちゃん、何だったら俺が自宅で保護してやろうか?俺なら前も後ろも同時に満足させられるぜ?」
私が意味も分からずドキドキしていると、サスケがスッとヘビ男に近づいてきた。
そして無言で睨み上げながら、カバンから棍棒を取り出す。
「おいおい、冗談だよ。こうやって絡んでみて怪しい人間じゃないかを確認するのも衛兵の仕事でね」
それが本当なのかどうかは分からなかったが、ヘビ男はすんなりと元の立ち位置へ戻って行った。
私たちもそれ以上ヘビ男には何も言わず、門をくぐって街へ入った。
街中の様子を眺めた私は、昔旅行したイタリアの古い街並みを思い出していた。
道には石畳が引かれ、家は木と石とレンガとで作られている。
「素敵な街……」
私は思わずそうつぶやいた。
元の世界からすると、中世ヨーロッパの街並みがこの雰囲気に近いだろう。
お洒落で可愛くて、少なくとも女子ウケは間違いない。
他にもこの世界に呼ばれた人がいるなら恐らく私と同じ感想を持ったはずだ。
「プティアという街です。地方都市としては大きな方ですね。人口も多く、多種族が暮らしています」
ケイロンさんの言う通り、道には多くの人が行き交っていた。そして、その人たちは皆異なる姿形をしている。
サスケのようなスライム、ケイロンさんのようなケンタウロス、他にも背中から羽が生えた人や、角が生えた人もいた。
そういった人たちが、ごく当たり前に街を闊歩している。
この世界で言うところのヒューマンしか見たことのなかった私は、あまりにも雑多な種族の住民たちに目のくらむような思いがした。
が、その思いはすぐに別の感情によって掃き去られることになる。
(私、今マントの下は全裸なのに……こんなたくさんの人がいる所を通るんだ……)
その事に背筋をゾクゾクとさせてしまった。
これはマズイ。この世界を追求するとマズイことになる気がする。
そう思った私はなんとか気を紛らわそうと、何かしゃべることにした。
「ほ、本当にいろんな種族の人がいるんですね」
「そうですね。細かい分類まですれば数え切れないほどの種族がいます。クウさんのようにヒューマンだけの小さな集落で暮らしていた人にとっては、嫌な思いをすることもあるかもしれませんが……」
私は別に小さな集落で暮らしていたわけではないが、ケイロンさんはヒューマンだけの土地ということでそう勘違いしているらしい。
それはサスケも同じようで、私のことを励ましてくれた。
「でもクウなら大丈夫だよ。なんだか人から好かれるオーラを出してるから」
「あ、ありがとう」
(記憶がないんだから、あんまり訂正しない方がいいよね)
私はそう判断して二人の勘違いをそのままにしておくことにした。
ケイロンさんもサスケの言葉にうなずいた。
「私もクウさんには人に好意を抱かせる何かがあるように思えます。別に容姿は普通なのに、不思議なことですが……」
容姿は普通、は余計なお世話じゃい。
「だから恐れることはありません。たまにさっきのスネークピープルみたいなのもいますが、気にせずやっていきましょう」
(スネークピープル、っていうのか)
さっきのヘビ男のことだろう。
トカゲ男のリザードマンとかは聞いたことがあるけど、ヘビの場合はスネークピープルと呼ぶのか。
「スネークピープルの人って、皆あんな感じなんですか?」
私はその一言を、ごく軽い気持ちで言った。もしそうなら気を付けないといけないな、くらいの気持ちだ。
しかし、サスケとケイロンさんは非常に微妙な表情になった。困ったような、悩むような、そんな感じで軽く眉根を寄せた。
私はまだ小さな頃に、こんな表情を見た記憶がある。私が悪気なく悪いことをしてしまった時に、お母さんがどう諭すべきか悩んでいた時の顔だ。
「まぁ……とりあえず服屋に行きましょう。そこでまた色々と感じることもあるでしょうし」
ケイロンさんはそう言って歩みを進めて行った。
(私、何か悪いことを言ったかな……?)
私がそれを考えている間に、気づけば服屋に到着していた。
そのお店の店頭には素敵な服がたくさん並べてあった。この世界の服装は街並みと同じように、中世ヨーロッパ風のものが多いようだ。
男性はシャツにズボン、女性はスカートの方が多いだろうか。
ただし、やはりモンスターの驚異があるためか、その上に防具のようなものをつけている人もたくさんいる。
ケイロンさんが連れて来てくれた服屋はあまり大きな店ではなかったが、人気店なのかお客さんはそれなりに入っていた。
ちなみにお金はケイロンさんが一時立て替えてくれることになっている。本当にありがたい。
中に入ると小柄な店主が出迎えてくれた。
「これはこれはケイロン様、いらっしゃいませ」
私はその店主を見てギョッとした。
というのも、その人は先ほど私のことをチロチロと舐め回した男と同じスネークピープルだったからだ。
軽く身構えた私とは正反対に、ケイロンさんはごく普通の様子でにこやかに挨拶した。
「カドゥケウスさん、ご無沙汰しています。実はこちらの女性はトラブルに遭ったようで、服一枚すら持ち合わせていないのです。これから生活するのに十分なものを見繕ってもらえますでしょうか?」
店主の名前はカドゥケウスさんというらしい。衛兵とは違って強そうではないが、ちょっとタレた目と笑顔とが優しそうな人だった。
カドゥケウスさんはそのタレ目を精一杯大きくして驚いてみせた。
「なんと!服の一枚も無いとなると、それはお困りでしょう。どうぞこちらへ」
私はカドゥケウスさんに導かれるままに店の奥へと入って行った。
そして試着室のカーテンの中へと入れられる。
「ここで少々お待ちを。実はちょうど良いものが溜まっていますので、お持ちします」
試着室の中でしばらく待っていると、帰ってきたカドゥケウスさんから声がかけられた。
「とりあえずサイズが合いそうなものをお持ちしました。ご試着ください」
「あ、ありがとうございます」
カーテンの下から差し入れられたかごには服が山盛りになっている。
私はそれを一つ一つ試着しながらカドゥケウスさんのことを考えていた。
(カドゥケウスさん、マントの下が裸だって分かったからすぐに試着室に入れてくれたんだ。気の利く良い人みたい)
しかも良いのは気が利くことだけではないらしい。渡された服はすべて私に体にジャストフィットした。
ひと目見ただけでこれとは、服飾のプロというものはすごい。
「サイズは全部ピッタリです」
「それは良かった。ではとりあえず、気に入ったものを着てから出て来てください」
私は白いシャツと赤いスカートを選んだ。
シャツの前立てと袖口には控えめな飾りがついていて、スカートは色合いが明るすぎないのが気に入った。下着は清純派女子として、白にした。
カーテンの外にはカドゥケウスさんとケイロンさん、サスケが待っていた。
「ど、どうですか?」
↓挿絵です↓
https://kakuyomu.jp/users/bokushou/news/16817139557391226444
私にはこの世界のファッションについての知識がないので、恐る恐る尋ねた。
三人は順番に答えてくれる。
「素晴らしい、よくお似合いですよ」
「ええ、見違えましたよ。やはり女性にとって衣装は大切ですね」
「すごい!ようやくちゃんとした人っぽくなれたね!」
最後のサスケの一言が妙に引っかかったが、服の選択自体は悪くないらしい。
ただ、無一文でお金を立て替えてもらう身としてはお値段が気になる。
「でも……お高いんじゃないですか?」
「いえ、全部タダで差し上げます」
「タダ!?」
私は驚いた。
服はどれもしっかりしたもので、安物にも見えない。それが全部タダとは。
「ええ。実はこれらは全てわけあり商品でして、多くは一度お買い上げいただいた後に返品された物なのです。しかもしばらく着られてから返されたようで、そのまま店に置くわけにもいきません」
私はそれを聞いてピンときた。元の世界でも同じような話を聞いたことがあったからだ。
クレーマーの中には使用感が付いてしまうほど使ってから返品を迫ってくる人間がいる。しかも商品自体に大した欠陥がないにも関わらず、だ。
正直恥ずかしくないのかとも思うが、どこの世界にもそんな嫌な人間はいるらしい。
言われてみれば、確かにほとんどの服は新品という感じではなかった。この世界の服はこんなものなのかと思って気にしなかったが、やはり古服に近いものだったわけだ。
「でも、タダってわけには……」
私はそこまで言ってから自分は無一文であることを思い出した。
ケイロンさんに立て替えてもらう身でこんなこと言ってよいものではない。
「いえ、あの、その……助かるのは助かるんですが……」
「本当にお気になさらなくて結構ですよ。困った時はお互い様です。もしこの店の服が気に入ったら、また落ち着いた時に買いにいらしてください」
カドゥケウスさんは優しく微笑んでそう言ってくれた。
仏だ。仏様のお顔だ。
「ありがとうございます。このご恩は、いつか必ずお返ししますので」
私は拝むような気持ちで深々と頭を下げた。
それからこれも返品商品だというカバンに服を詰め、店を後にした。唯一靴だけは少し大きめの物しかなかったが、長距離を歩くのでなければ支障はない程度だ。
通りに出てからケイロンさんが私に尋ねてきた。
「どうですか?門にいた衛兵もスネークピープルなら、カドゥケウスさんもスネークピープルです」
私はその問いに深々とうなずいて答えた。
「ケイロンさんの伝えたかったことがよく分かりました。同じ種族でも色々な人がいるんですね。いい人がいれば、嫌な人もいる。『スネークピープルの人は皆ああなんですか』なんて、ひどい言葉でした」
そう、私が軽い気持ちで口にした言葉は差別や偏見に繋がりかねないものだったのだ。
人にはそれぞれ一人の人として人格があるのに、それを共通項でまとめて十把一絡げにする。失礼だし、危険な考え方だ。
ケイロンさんも満足そうにうなずいてくれた。
「分かっていただけたなら良かった。クウさんには偏見にまみれた差別主義者になどなって欲しくありませんからね……と言っても、種族あるあるは楽しい話題でもありますから、つい口にしてしまう事は多いのですが」
ケイロンさんの言うことに、サスケもうんうんと首を縦に振った。
「そうそう、つい言っちゃうよね。例えば『スライムは乾燥に弱いから夏場は絶対に水筒を持ち歩いている』とか」
「ケンタウロスもありますよ。『後ろまで手が届かないから孫の手を持ち歩いている』とか」
ケイロンさんはそう言って、カバンからお爺ちゃんが使うような古風な孫の手を取り出した。
普段の紳士キャラとのギャップがおかしくて、私もサスケも声を上げて笑った。
「他にも『スライムは小柄で童顔だから幼く見られる』とか」
「『ケンタウロスはニンジン好きが多い』とか」
あ、やっぱりお馬さんはニンジン好きなんだ。
確かにこの手の話題は楽しくて盛り上がりそうだ。
そして、だからこそ難しい問題なのだと私は思った。
「でもそうなると、どこまでが世間話でどこからが差別や偏見か分からなくなりますね」
これは非常に微妙な問題だ。
ケイロンさんは私の言うことに同意してうなずいた。
「そうですね。特定の集団が持つ文化的背景を存在しないものとする認識には無理があるでしょう。ですが少なくとも、『決めつけ』と『憎しみの波及』は避けなければなりません」
「決めつけと、憎しみの波及……」
「ええ。ケンタウロスの中にもニンジン嫌いはいますが、そういった者は全員がニンジン好きだと決めつけられて食事を出されれば怒るでしょう。それに今回の件のように、ある種族の一人から嫌な事をされたからといって、同じ種族の他の者にまで憎しみを向けるのは間違っています」
「そうですね。他の人は関係ありませんもんね」
「そう、罪と罰は原則として、それを行った個人に帰属すべきです。種族にせよ、血筋にせよ、出身地にせよ、外見にせよ、そんな共通項で憎しみを波及させることは許されません」
サスケもケイロンさんの話に大きくうなずいた。
「僕もケイロンさんの言う通りだと思う。結局のところ種族がどうこうっていう事よりも、個人がどうだっていう事の方が大切なんだよね」
理知的なケイロンさんはともかく、サスケもかなり良いことを言っている気がする。
そういえばさっきスライムは幼く見られると言っていたな。外見から少年だと思っていたが、意外とそうでもないのかも知れない。
「私……この世界のこと、色々な種族のこと、もっと知りたいと思います」
「それはとても良いことですね。知らないという事が差別や偏見を助長させてしまいますから」
「そうだね。何でも聞いてよ」
サスケにそう言われた私は、この街に入った時からずっと引っかかっていたことを聞いてみた。
「あの……門の所にいたスネークピープルの人が言ってた『俺なら前も後ろも同時に満足させられる』って、どういう意味?」
私の質問に、ケイロンさんは困ったような顔をして視線を宙に漂わせた。
サスケの方はというと、軽く笑ってから簡単に答えてくれる。
「スネークピープルって、男の股間のアレが二本あるんだよ。本物のヘビと同じで」
「ええっ!?」
私は自分でもビックリするような大声を上げてしまった。実際、それほどの衝撃だった。
「え?え?二本?え?……っていうか、ヘビって二本あるの?」
「そうだよ、知らなかった?ヘビだけじゃなくてトカゲもそうだから、リザードマンっていう種族も二本あるんだ。彼ら鉄板のシモネタだよ」
(えー……二本って……えー……)
私は妄想が爆発して、とてもではないが頭の中が人には見せられない状態になった。
どんな風になっているんだろう?
縦に並んでいるのか、横に並んでいるのか。形状はどうなのか、機能はどうなのか。
何より、どんなふうに使うのだろうか。
あまりに興味が募り過ぎた私は、この後スネークピープルやリザードマンとすれ違うたび、無意識に股間へと視線を落とすようになってしまった。
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☆元ネタ&雑学コーナー☆
ここから先は筆者が話の元ネタなどを気の向くままに書き記しているコーナーです。
本編のストーリーとは関係ないので興味ない方は読み飛ばしてください。
〈ヘビはアレが二本〉
本作の主人公は随分と思い悩んだようですが、こちらの世界ではインターネットの画像検索という便利なツールがあります。
簡単に見れますので、興味のある方はご検索を。
ちなみに学術的な研究のテーマにされている方もいて、『交尾間隔が短い場合は左右交互に使うが、長くなると交互でなくなる』というような論文も見かけました。
ちなみにちなみに、ヘビの交尾ってちょっとスゴイです。上手く言葉に表せないので、興味の湧いた方はそちらも動画検索してみてください。
〈スネークピープル〉
ファンタジー作品でこの名前の種族が出ているのは珍しいと思います。
初めは『スネークマン』で書いてたんですが(リザードマンもいますし)、どうしても筆者世代の頭にはロックマンの敵キャラが浮かんでしまって……
それでヘビ人間を指す単語を探してたら、海外ではsnake peopleと記載されることが結構あると知ってそうしてみました。
特に元ネタがあるわけでもなく、神話などに出ているわけでもありません。
無理やり雑学をぶっ込むとしたら、スネークマンはカエル型ロボットのトードマンが好き。(心底どうでもいい)
〈カドゥケウス〉
ギリシア神話に出てくる杖の名前です。
ヘルメスなど神々の伝令役が所持している杖で、そのヘルメスが商売の守護神だったことから現代でも商業関連のシンボルになっています。
よく知られているところでは一橋大学の校章になっていますが、これはその前身が商業学校だったかららしいです。
二本の蛇が巻き付いた杖なんですが、中二病をくすぐられるデザインをしてますよね。
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