第12話 恋歌の行く所はすべてパワハラ
現生徒会長の聖奈さんと姉の恋歌の手によって生徒会に強制加入させられた、もう、この時点でパワハラなのに、あの姉は私の体でとんでもないパワハラ行為を続けるのだ。
柏野姉妹はどっちも異常な人だ。
今までは妹の美優しかその奇行にスポットが当たらなかったが、姉の恋歌は数時間でお兄ちゃんの心を折り、服従させた。
私の体のまま、生徒会長にケンカを売り、言葉巧みに操り丸め込んで生徒会全体を支配し始めた。
(ほら、あの恋歌お姉さまでも、自分の意思を貫いて崩していない。)
昼休みに気になり一年の教室を見に来たら…。
私の体の恋歌お姉さまは教壇に立っていた、
「お前たちは何のためにこの学校に入った?無能な大人になるつもりか?」
私の元同級生たちは昼休みなのに勉強をさせられていた。
しかし、どんな事にも逆らう人間がいるのも必定、
「おい!朝倉!俺は、何でてめぇの言うことを聞かないといけない?」
クラスの男子が我慢できずにキレると、
パワハラお姉さまは、
「おい!誰に口を聞いている?お前みたいな和を乱すやつがいるから、世の中の風紀が乱れるのだ!そこにいろ、私が正してやる。」
どこから持ってきたか分からない、竹刀を取り出して、
「その口が悪いのか?」男子の顎にかすめるように竹刀を振り上げた。
「次、勝手に発言した場合、顎が砕けて二度と喋れないようにしてやるからな?分かったら、席に着け!いいな!」
無理矢理、男子生徒を黙らせた。
「いいか、お前ら!我々、学生が学校で行動は二つだ!勉強!運動!それ以外は必要ない!黙って私に従っていれば、世の中に通用する人間なれる!付いてこい!返事は!」
何…、これ…?今の時代は令和だよ?軍国主義みたいな時代じゃ無いよ?
民主主義って言葉を知っていますか?恋歌お姉さま~。
「もう一度、聞く、お前らみたいな人間が我が国をダメにする、そうならないためには…何が必要だ?そこの女、答えてみろ?」
ガクブルしているクラスメイトを立たせて答えてさせている。
「朝倉さんの言うことに従う事です。」
お姉さまは脅して、無理矢理に言わせていた。
「分かっているではないか…。他のクラスに反抗する奴がいれば私に言え!ソイツを粛正して人間を正してやる。よし!お前ら!昼食を取れ!それが終われば各自、自習をしていろ!」
そう話すと全員で昼食の時間に入った。
そう話すと、純(恋歌)は教室を出てきた。
「お前!そんなところで何をしている?」私に向かって話し掛けて来たので、
「あんまりじゃ無いですか!無理矢理従わせて、どういうつもり何ですか!」
私が恐怖で支配するお姉さまに抗議すると、
「生意気な口を聞くな?死にたいのか?」
持っていた竹刀を振り抜いて私に攻撃してきた。
私は後ろに下がり交わすと、
「妹の分際で姉の私に逆らうのか?美優!」恋歌お姉さまは悪魔だった。
「お姉さまの蛮行を止めるのも妹としての務めです。ご覚悟をなさってください。」私は悪魔と戦うことを選択した。
「ふん!口のなっていない妹だ。ただ、私は今、忙しいから抗議は放課後に聞く、構わないな!愚妹よ!」
私の体でとんでもない行動を取る、お姉さまに、
「私が勝ったら、私の言うことをすべて、聞いてください。」
私は頭を下げてお願いすると、
「良いだろう、しかし、お前が負けたら…分かっているな?」
お姉さまは私に脅迫してきた。
「分かりました。すべて恋歌お姉さまに従いますよ。」
私は堂々と言い切った。
「ふん!生意気な妹だ!」そう言うと、
他のクラスにも生徒指導をするため、歩いて行った。
私は運動神経抜群の自分の体に美優の体で勝つ方法を考えていた。
もちろん、素手だと大敗は必須だ。体の反応速度が違うから。
竹刀…剣道…か…。つばぜり合いをしない限りは何とかなるかな。
絶対に勝たないと、
この学校が自由の許されない奴隷専門の学校に変えられてしまう。
私は放課後に恋歌お姉さまと戦うことになった。
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