イチャイチャ編



 亮太と付き合うことになって一週間がたった。


 両親の転勤で一人暮らしをすることになった亮太はアパートに引っ越した。


「これでだいたい終わったかな」


 荷解きもすみ生活できる状態になった部屋を見て俺は言った。


「おう。ありがとな片瀬」


 俺の横に立った亮太も綺麗になった部屋を眺めていた。


 俺のために残ってくれた亮太。


 これからもずっと一緒に居れることに幸せを感じていた。


 俺はたまらなくなって亮太の肩を掴んでキスをした。


「んっ……」


 そのまま亮太を壁に押し付けながら舌を絡ませた。


「……んあっ」


 亮太の柔らかい唇に、そこから漏れてくる声にたまらなく興奮していた。


 可愛い……好きだ……亮太……。


 もう離さない。


 ガチガチになった自分のモノを無意識に亮太に押し付けていた。


 ん?


 もしかして亮太も勃ってる?


 俺は亮太のズボンをパンツごと下におろした。


「ちょっ……」


 俺はしゃがみこんで亮太の堅くなったモノを口にふくんだ。


「バカ、お前……汚いって……」


「汚なくなんてねえよ」


「あっ……」


 ますます大きくなったモノをさらに激しく吸い上げた。


「もっ……射精る……」


 亮太が俺の頭を掴んだ。


「片瀬っ……んぁっ……」


 亮太の熱いモノが流れ込んできた。


「ハア……」


 口を離した。


「……ごめん。片瀬。お前の口に……」


「ん」


 俺は亮太が出したモノをのみ込んだ。


「バカ、だせよお前」


「はは……」


 亮太が俺でちゃんと勃ってくれたことが嬉しかった。


 ちゃんと興奮してくれたことが。


「お前のは? それ、どうすんだよ」


 亮太が俺のを見て言った。


「悪い、ちょっとトイレ借りるわ」


 俺は爆発しそうになっている息子を押さえながら急いでトイレに駆け込んだ。







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