イチャイチャ編



 二学期が始まった。


 夏休みの間ずっと亮太と一緒にいたせいか、クラスが違うというだけで寂しさを感じていた。


 放課後一緒に帰るまでの時間が恐ろしく長く感じられた。


「亮太、帰るぞ」


 亮太を迎えに行き亮太のアパートに帰る。


 部屋に入るやいなや俺はすぐに亮太を抱きしめてキスをした。


「あっ」


「ずっとこうしたかった」


「お前なぁ……」


「ダメだ俺。亮太が好きすぎておかしくなる」


 本当にそう思っていた。


 ずっと押し殺していた想いが実って、もう俺の感情は止めどなく溢れ出していた。


「俺だって、おかしくなりそうだよ」


 亮太が顔を赤らめていた。


「……亮太」


 なんだよその顔。


 最近ずっとそういう表情すんだよな亮太。


 なんつうか、可愛いっつうかエロいっつうか。


 やばいよな。


「なあ、片瀬」


「ん?」


「なんで、その、……最後までヤんないの?」


「……えっ? あっ……えぇっ?」


 亮太は赤い顔のままうつむいている。


「俺、待ってんだけど」


「……亮太」


 なんだよそれ。


 たまんねえ。


「い、いいのか?」


「……うん」


 俺はすぐに亮太を抱きかかえてベッドまで運んだ。


「わっ」


「亮太に挿れていいの?」


 押し倒してキスしながら亮太に聞いた。


「んっ……痛く……すんなよ」


「おう……」


「そこの引き出しにローション入ってっから」


「わかった」


 俺は亮太の服を脱がせてからローションを取り出した。


 ん?


 減ってる?


「亮太これ……」


「……いつ、そうなってもいいように」


 亮太が真っ赤になった顔を手で隠している。


「っんだよそれ」


 俺は亮太を抱きしめた。


 可愛いすぎる。


「ヤバい。俺もうイキそう」


「ぷはっ」


 亮太が笑った。


 ああ。大好きだ亮太。


 俺はローションを手に出してからそっと亮太の中に指を挿れてみた。


「あっ……」


「大丈夫か?」


「……ん」


 そのままこすりながら指を二本に増やした。


 想像していたよりも柔らかかった。


 本当に自分でほぐしてたんだな……。


 そう考えるともう限界だった。


「ごめん亮太。俺もう限界」


 俺はゴムを着けて亮太の脚をおもいっきり開いた。


「あっ、ちょっ……」


「挿れるぞ……」


 ギンッギンになったモノを亮太の穴にぐっと押し付けた。


「うっ……」


「ハアッ……」


 少しずつ入っていく。


 スゴい締め付けだった。


「……亮太」


「……片瀬ぇ」


 亮太にキスをしながら俺は一気に腰を突き上げた。


「ああっ」


「……挿入った」


 俺は亮太のモノを触って擦った。


 よかった。


 亮太も大きくなっている。


「亮太、動くぞ」


「ん」


 俺はゆっくりと腰を動かした。


「あぁ……すげぇ……」


「んぁっ……あっ……」


 徐々に動きを早くした。


「はぁ……やっ……」


「亮太、好きだ」


「あっ……俺も……すきぃ……」


 俺は激しく腰を打ち付けた。


「ダメだ、亮太……イク……」


「んあっ……俺も……イクっ」


「んぁっ……」


「あぁっ……でる……ぁん……」


「んっ……」


 ああ。


 俺のモノが亮太の中でドクドクと脈打った。






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