第4話 僕の初配信準備


僕の家族は6人家族だ。

お父さん:栗空茂

お母さん:栗空七海

お兄ちゃん:栗空拓馬

お姉ちゃん:栗空凛

妹:栗空美波 


普通の仲の良い家族だ。職業はデザイナーと話していたお姉ちゃんがヴィクセントの社員?マネージャー?よくわからない……。そうか!これは全部夢なんだ!


「おーい流君!大丈夫?戻って来て~!」


ん?なんか声が聞こえる。妄想劇場を頭の中で開演していた流は我に返る。


「風原さん。これは全部夢ですよね?」


絶対そうじゃなきゃ。こんなことがあるわけないよ。


「いいや。これは現実だよ。さっきの話に戻そう。凛君はこの事務所の社員。これから、マネージャーもやってもらおうと思うんだ。」


そう言い、書類を渡してくる。


「これにまず君がサインして、後で凛君にもサインしてもらうから大丈夫。後で流君の家族にも事後報告しとくから。」


と教えてもらい、いつの間にかサインをしていた。まだ、凛が職業を偽っていたことが信じられず何も聞こえない。でも凛お姉ちゃんと風原さんはどんどん話を進めている。そして流が色々と落ち着く頃にはもう名前、プロフィール、その子の姿などがすべて決まっていた。



そして配信する日はもうすぐだ。

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