第6話

「随分と地味な見た目の女だから、

彼女ではないと思うんだけど!随分とまぁ、我がもの顔でシンジの家にいるじゃないの!」


「ま、まぁ、ユーコ。落ち着けよ。

これには訳があってだな。

ま、立ち話もなんだから。リビングでお茶でも飲みながら話をしようか...。

せっかく、ユーコが俺のために手作りのケーキを持ってきてくれたんだしな、、」


俺は義妹のヒナタに目配せした。

二階の部屋に引っ込んでろ、そんな意味合いの目配せだった。

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