51点目 「夏場のオアシス」 【11/30(水)】
はや師走も迫りつつある月末、皆様いかがお過ごしでしょうか。ここの所めっきり冷え込みが厳しくなり、年の暮れを感じずにはいられませんね。
さて、もはや月末に上げるのが恒例になりつつある?気がいたしますが、今日もまた一つおつき合い頂ければ幸いでございます。
只今の時刻は、夜九時を回った所。あと三時間もせずに月が変わりますが、果たしてタカハシはそれまでに書き上げることができるのでしょうか。
まぁ、何だかんだ間に合う気がしますので、また今月も月の締めくくりにごゆるりとお読み頂ければ幸いでございます。
さて、前置きを書いたところで、タカハシは十一月に真夏のお話を書こうとしているところなのですが、こんな体たらくになりましたのも偏にタカハシの筆が遅いために他なりません。その点どうかお目こぼし頂ければ幸いです。
何かさっきから誤ってばかりの気もいたしますが……。
題名にしました「夏場のオアシス」というのは、実は少し前の制服の回でチラッとご紹介した物でございます。そこでも書きましたが、その正体は「ウォークイン型の冷蔵庫のこと」。
コンビニで壁一面に飲料用の冷蔵庫が備えつけられているのは皆様ご存知のことかと思いますが、その裏側にあるのがこの巨大冷蔵庫なのです。もしかしたらお買い物中に、うっかり棚の奥の店員と目が合って驚いた…、という経験をなさった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
冷蔵庫の広さは、だいたい三畳ほど。
真ん中の通路を挟んで片側が飲み物の売り場に繋がっている棚。もう一方も棚になっていて、こっちには在庫のドリンクが冷やされています。在庫の棚から、売り場の棚に商品を補充していく感じになります。
飲料以外にも、冷蔵庫の中には冷やしておかなければいけない商品や、我々のご馳走「ハイキ」の保管場所のこの中(笑)
冷蔵庫内の温度は、常に七度から九度ぐらいに設定されています。
今の時期に半袖の制服で入ると寒過ぎることもありますが、うだるような真夏にはとてつもなく気持ちいいんですよね。
夏場のコンビニの店内って、炎天下の外からするとオアシス間違いなしかと思うのですが、それはあくまでお客様のいらっしゃる店内に限ったお話、空気の流れが悪く、フライヤーの機械など熱を発する物の多いレジ中は灼熱地獄です。レジのすぐ横が壁で、一面ガラス張りになってるから、余計に暑いんですよね。
ちなみに、冷房の温度は二十五度に設定するようにとのお達しがちゃんと本部から出されていたりします。食品を扱っているので、一般に推奨されている温度よりも少し低くなっているんです。冬場の暖房も、二十度で設定するようにとキチンと決められています。
基本的にコンビニは熱がこもる設計なんで、こっちはあまり気になることはありませんね。そもそも暑過ぎて、コンビニはこのぐらいの時期まで冷房使ってたりしますからね。
話が少し逸れましたが、二十五度でも走り回ってる店員からすればクッソ暑いので、二十度の強風とかでつけてることもしばしば(笑)
ただ、それは本部もお見通しのようで、時間が経つと勝手に推奨温度に戻っちゃうんですよねぇ。店長も暑いのは承知の上なので、二十度でガンガン冷房つけてても怒られることはないのですが。
というより、店長自身が暑がりな方なんで、事務所の中とかは二十度でガンガン冷房がついてたりします(笑) 事務所の中、ホントは二十八度が推奨温度なんですけどね…。
こんな時に大活躍するのが例の冷蔵庫。
店員同士の合言葉は、「ドリンクの補充に行ってきます」。
まさか仕事中にただ冷蔵庫に涼みに行く訳にはいきませんから、冷蔵庫のドリンクの補充に行く、という名目を作っているのです。因みにこれ、店長にも公認されています(笑)
実際それぐらいの暑さだとドリンクの回転も物凄く早くなるので、売れ筋のドリンクを絶えず売り場の冷蔵庫に並べておくのが重要な仕事になってきます。
暑いからといって、ただぐーたらサボっている訳ではないのです(笑)
真夏なんか、冷蔵庫に入った瞬間スーッと汗が引いていくのが分かりますね。真夏を過ぎても、暑い時には大活躍のオアシスです。ドリンクの補充は、各時間帯で正規の作業に組み込まれているんですが、暑い時にはそれ以外にも頻繁に冷蔵庫に入ってますね。ドリンクの補充の作業そのものについては、また今度別の時にでもお話いたしましょうかね。
実はこの補充作業、夜勤の我々がメインでやる作業なのです。二時間近くかけながら、その日入荷したドリンクの段ボールを綺麗に片づけ、新規商品の売り場を作ったり…、とまぁ結構色々やってるんです。
このまま語り出すと多分止まらない気がしますので、この辺にしておきましょう。この作業はサキちゃんが上手いので、その時はまたサキちゃんのご登場頂くことにしますかね。
さて、今日のお話はこの辺にさせて頂きましょうかね。
只今の時刻は十時半前。
何とか書き終わりましたね(汗)
これから年の瀬に向け、お忙しい日々をお過ごしになる方も多いかと思いますが、皆様くれぐれも体調など崩されませぬようご用心下さい。
また来月のお越しを、心よりお待ちしております。
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