ここまでの登場人物紹介

天宮 悠あまみや ゆう

 主人公。

 刻明館学園高等部に通う高校二年生。

 永遠なる機関エテルネル・モトゥールを発明した光宗みつむね博士の養子。

 黒髪にスクエアタイプの眼鏡を掛けた中肉中背の少年。

 特別、整った顔立ちではないものの女子人気はそこそこにあるとの噂。


月影 百合愛つきかげ ユーリャ

 ヒロイン?

 悠の同級生。

 スラブ系民族の血が入っているらしいが、本人は何一つ語らない。

 髪の色は日本人を思わせる濡れ羽色だが、顔立ちはスラブ系の美少女。

 ……のように(悠には)見えている。

 他のクラスメイトからも認識されているのかは不明。


星野 勇奈ほしの いさな

 ヒロイン?

 悠の同級生。

 純日本人名なのに容姿は欧米人寄りで瑠璃色の瞳を持つ。

 髪の色も染めていないのに珍しい、ストロベリーブロンド(薄い桃色の金髪)。

 また、小柄なのに胸が大きく、ルックスもアイドルレベルなので男子からの人気は高い。


不思議な少女

 漆黒の装甲機兵アーマードマシナリーを駆る謎多き少女。

 白金色の色素が薄い金髪プラチナブロンドとルビー色の瞳を持ち、黒のゴスロリ系ドレスを着ており、お嬢様言葉を話す。

 荊城ドルンブルグと呼ばれる城に住み、自衛隊の装甲機兵アーマードマシナリーに対して、奇襲をかけたかと思うと悠が乗る装甲機兵アーマードマシナリーを助けたり、読めない行動を取っている。


アン

 不思議な少女に仕えるショートボブの黒髪と金色の瞳をしたメイド。

 クラシカルなデザインの黒いメイドドレスに身を包んでおり、常に主の少女の傍に控えている。

 その名は奇しくも荊城ドルンブルグに住む少女が飼っていた黒い犬と同名である。


木田 圭介きだ けいすけ

 悠の同級生。

 運動部に所属し、実力は中々のもの。

 学校にいる時はほぼ濃紺のジャージを着ており、関西弁で喋るお調子者だが、関西出身ではない。

 金髪に染めており、ガタイも良く、また目つきが悪いので不良と勘違いされがちだが、実は成績優秀で品行方正な優等生である。


河本 龍こうもと りょう

 悠の同級生。

 丸眼鏡をかけた、おとなしそうな少年で木田の親友。

 髪型も七三分けにしているが、性格もきっちりとした真面目。

 ただし、ミリオタで兵器について語り始めると止まらない。


稲村 瑞希いなむら みずき

 悠の同級生。

 クラス委員を務めるおかっぱ頭で小柄な体格の少女。

 小動物のように見られがちな見た目をしているが、どこからともなく取り出すハリセンが冴えまくるアグレッシブな一面を持つ。


光宗 飛鳥みつむね あすか

 永遠なる機関エテルネル・モトゥールを発明した光宗みつむね博士の養子で悠の義妹にあたる。

 血の繋がりは一切なく、その容姿も欧米人種に近いブロンドの髪にアメジストの色をした瞳の持ち主。

 指先の不器用さは尋常ではなく、こと料理に関しては壊滅的な腕前である。


美濃部 茂みのべ しげる

 陸上自衛隊所属、階級は一等陸佐。

 第一特殊任務部隊司令官。

 オールバックにした髪にスモークのかかった丸眼鏡をかけた貫禄のある壮年の男性。

 有能だがやや問題児とされた者ばかりを集めた第一特殊任務部隊を指揮するだけに食えない男である。


小暮 龍二こぐれ りゅうじ

 陸上自衛隊所属、階級は一等陸尉。

 第一特殊任務部隊に属しており、小暮小隊を率いる小隊長でもある。

 眼鏡がトレードマークのインテリ系二枚目といっても通る容姿をしているが、第一特殊任務部隊きっての怜悧な頭脳と決断力を有する若手士官。


古川

 陸上自衛隊所属、階級は一等陸曹。

 小暮小隊の一員であり、通信を担当している。

 歩く電子頭脳の異名を持つ電子戦のプロ。

 見た目はまだ、少年と言っても通りそうな父ちゃん坊やである。


たかむら

 陸上自衛隊所属、階級は一等陸曹。

 小暮小隊で一番の古株であり、小暮の立案に従い、現場の指揮を行う副官ポジションの人。

 上官と部下の間で苦心する立場にある。


清水

 陸上自衛隊所属、階級は三等陸曹。

 小暮小隊の一員。


大橋

 陸上自衛隊所属、階級は一等陸士長。

 小暮小隊の一員でもっとも若い。

 学生時代はラグビーに青春を捧げていた。

 上背があり、体格も良いだけではなく、さっぱりとした坊主頭にしているせいか、心無し、迫力のある見た目だが人好きのする愛嬌がある青年である。


石川

 陸上自衛隊所属、階級は三等陸曹。

 小暮小隊の一員で狙撃兵としてのキャリアを積んでいた苦労人。

 小隊でも狙撃を担当しており、その腕前を大百足戦で披露した。


湯沢

 陸上自衛隊所属、階級は二等陸曹。

 小暮小隊の一員。


望月 清女もちづき せいじょ

 陸上自衛隊所属、階級は三等陸尉。

 試作型装甲機兵アーマードマシナリーAMX-10ミネルヴァのテストパイロット。

 先祖を辿ると戦国時代、甲斐武田氏に仕えていたくノ一の一族に行き着く。

 その血が成せる業か、新型装甲機兵アーマードマシナリーの起動に唯一成功した自衛隊員でもあった。

 見た目は少女のように見えるが実は……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

【完結】蒼雷のオデュッセイア~黒き獅子王と紅き吸血姫は月下に舞う~ 黒幸 @noirneige

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ