読み合い企画なのに読まれ待ち? ここは小説交流サイトだぞ(カーク・ダローカー))

 今すぐ小説交流サイトだと主張した方がいいと思う。え? サイト名にそう書いてるって?


 以前にもこのエッセイで★=作品の評価ではないということは話した。正直知名度がある人なら簡単に2桁はいく。これは地道に交流を重ねファンを増やしているからだ。ほとんどの人は★3をつけてくれる。ファンなら特にそうだろう。だから★の数でその作品が面白いかどうかを決めつけるのはまだ早い。


 他は知らないが、このサイトで読まれる手っ取り早い方法は読み合い企画に参加することだ。PVは増えるし、参加者の琴線に触れれば★などももらえるかもしれない。投稿しただけで放置しているのとでは何倍も読まれる確率が違う。投稿しただけで読んでくれるのは仲の良い人だけだ。


 ただ、前に触れたように無個性大量生産型の読み合い企画が散見されるので自分で立てることにした。「食べ物が作中に出てくる短編試食会(読み合い)」

 検索では絞りづらい条件にするのが自分流だ。


 それなりに参加してもらえたのでありがたかったが、ちょっと不思議に思ったのが参加してる割に読み合いをやっていない人が多いことだった。自分が読みにいけば読み返されるのだが、読み合い企画に参加しているのに読まれ待ちをしているのはなんだか変だと思った。他の企画でもそうなのだろうか。ちなみに応援コメントは好印象が多かったので自分の作品が興味を持たれなかったということではないと思う。


 確かに平日だから読み合いはやりづらいとかあるのかもしれないが、じゃあどうして読み合い企画に参加したのかとなってくる。本棚企画があるからだ。一作も興味が持てなかったのか。そもそも読まないと読まれないことに気づいてないのか――。


 自分がマジメにやってるだけなのか、周りがテキトーすぎるだけなのか。条件を読まずにタイトルだけ見て参加する人といい、もうちょい丁寧になってもいいような気がする。どうせならちゃんと参加する人に参加してほしい。

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