芦川ヒカリの憂鬱Ⅱ 3


 ハルヒと手を繋いでやってきたのは、町内に一つはあるだろうって感じのおんぼろ神社だ。くねくねと曲がった、細く奥まった長い道程の先にそれはあった。

 苔むした階段を降り、鬱葱と茂る樹々に囲まれながら石畳を歩くと、古ぼけた本殿がぽつんと建っている。見渡してみてもどうやら神主さんはいないらしい。鳥居の名前は読めず、手すりのない道はほとんど山道といった風体だ。

 踏み鳴らした跡こそないもののそれなりに道幅はあったので、ここまでの道中は足を滑らせるほど危険というわけではなかった。ただ、薄暗くでこぼことした道が続き、ハイキング趣味でもなければまず訪れる気にはならない。だから当然のごとく賽銭箱はからっぽだ。

 その割には手水舎はやけに綺麗だった。ところどころ文字が剥げた立て看板を読むに、湧水を引いているらしい。看板には天照大御神という文字もあったから、どこか大きい神社の分社なんだろうか。

 風が樹々を揺らす音と、小鳥の鳴き声くらいしか聞こえず、自然に切り取られたかのような空間は駅前の喧騒を遠く感じさせる。

 ハルヒは件のオーパーツの噂と合わせて大変この場所を気に入ったらしく、うろちょろと周囲を徘徊していた。


「へえ、こんなところがあったのね。初めて来たわ」

「ハルヒ、お前本殿には入るなよ。さすがに不法侵入はやめておけ」

「……ねえ。あんたが、一番ここが怪しいって思った理由はなに?」

「聞き取り調査の結果、ここだけ誰も調べた形跡がなかったからなんだが……来てみれば納得か」

「迷いそうな道もあったもんね。よっぽどなドジして転んだら、遥か下まで落ちちゃうかもしれないし」


 ハルヒは本殿をのぞき込んだり、樹々の間を抜けたりしている。俺も草をかきわけながらありもしないオーパーツを探してみるが、もちろんそんなものはない。

 なるほどな。情報だけではわからないこともある。地元の人間ならこの辺りは歩きにくいことを知っているのだろう。祭事でもない限り定期的に神主が手入れしに来るだけの場所。だから調べなかった。それだけかもしれない。他所から来た観光客も、長いこと歩かされて途中で飽きて帰った可能性がある。

 だがそれでもいい。こうしてしずかな空間にハルヒと二人でいることは、そう嫌な気分じゃない。それに、ハルヒといればワンチャン、珍しい鳥を見るくらいはあり得る。それくらいなら起きてもいいよな。オオルリとかなら本気で探しても怒られなさそうだ。


「ねえ。ヒカリはなんでそんなに真面目に調べるの」

「おいおい、お前が言い出しておいてなんだよ。もう飽きたのか?」

「そうじゃなくて。こんなこと、普通本気でやらないじゃない。あたしだって、簡単に見つかるとは思ってないもの」

「数撃ちゃ当たるかもしれない。俺は信じてる」


 いや、確信してる。宇宙人も未来人も超能力者も神様も、二次元の初恋の相手だって、ちゃんといる。願って、信じて、求め続ければ会える。俺はそれを知っている。お前にも、信じていてほしい。

 本当は、ここにいるべきなのは俺じゃないと思っていたんだ。俺よりハルヒに詳しい人も、ハルヒが好きな人もいる。だけど、ハルヒに会えると本気で信じていたやつってのは、実はそういないんじゃないかな。

 だから俺がここにいるんだと思う。俺は信じてた。いつか絶対に会えると思っていた。本気で仲間に入れるなんて痛い妄想を、痛いと思いながらも捨てられなかった。

 きっと、近頃の俺は拗ねていたのだと思う。何年経っても、どれだけ探してもハルヒは会いに来てくれなくて、呼んでもくれない。だからふてくされてハルヒシリーズや、漫画やアニメなんて空想なんだと思い込もうとしていた。でも無理だった。どんなに強がっても、俺の中でハルヒはずっと現実だった。

 彼女がどんな思いをして、会いたくても会えない仲間を夢想しているのか知っている。苦しそうな姿で語ったことを、俺は画面越しに見ていた。同じだった。俺と同じだった。だから、いつか俺はハルヒに会いに行かないといけないと思ってた。


「あるよ。まだ見つけてないだけで不思議なことはいっぱいある。照れ屋なやつが多いんだ、きっと」

「あんたみたいに?」

「俺って照れ屋なの?」


 ハルヒは訳知り顔で笑う。お前には俺がそう見えているのか。俺が女だってことも、心のどこかでわかってしまっているハルヒがそう思うなら、そうなのかもしれない。


「一度休憩しましょ」

「レモンティーとミルクティー、どっちにする?」

「ほんとに用意がいいわね」


 ハルヒはミルクティーを受け取ると、ごくごくと喉を鳴らして飲んだ。彼女の汗をかいた額に前髪が張り付いていて、俺はタオルでそれを拭う。

 前髪をピンで留めなおしてやり、そのきらきらと光る澄んだ目を見る。その瞳は大きなエネルギーを秘めた光を宿している。まっすぐで、誰よりも人生を楽しもうとしていて、どこまでも美しい。のびやかで、かろやかな彼女のこころそのものだ。

 俺はなぜだか泣きそうになった。弾けるように綺麗に笑う女の子って、それだけで胸にこみ上げるものがある。芸術ってほんとうに感動するもんなんだなあ。のいじ美少女ってすごい。


「なによ」

「なんでもない。かわいすぎてびっくりしてた」

「あんた、そんな歯の浮くようなことしか言えないの」

「軽く言ってるつもりはないんだけどなあ」


 ちびちびレモンティーを飲んでいると、今度はハルヒがまじまじと俺の顔を見る。


「ヒカリも可愛いわよ」

「えっ、ええ……? それ本気で言ってたんだ」

「あたしがつまんないおべっか言うと思ってるの?」


 確かに。ハルヒが言うなら、不思議と俺ってもしかして可愛いのかもしれないと思えてくる。いや、こいつ身内贔屓だしなあ、と考え込んで、笑う。実際に俺が可愛くても、身内の贔屓でも嬉しいことに変わりはなかった。


「ねえヒカリ。変なこと聞くけど」

「今更だろ。変じゃないこと聞かれた覚えがない」

「茶化すんじゃないわよ。あたし、前にあんたと会ったことある?」


 どき、とした。こいつがそれを言うと、そういうことがあったように思えてしまう。まあ、あり得ないんだけど。


「多分ないと思う」

「どうして言い切れるのよ。どこかですれ違ったかもしれないじゃない」

「でもほら、転校してきたんだよ、俺。引っ越してきたんだ。この辺に住んでたことないもん」

「じゃあ……気のせいなのかしら」


 遊びにきたことは、と言われたら答えに窮するところだった。それは、何度でもある。


「こんなに探して見つからないのに、本当にあるのかしら」

「そういうことお前が言うなよな。まだ一回目だぜ。いくら俺たちが腕利きのハンターと言ってもな」

「だって、あと二年もしたら……」


 卒業が近づいたら、だなんて。そんな言葉ハルヒの口から聞きたくない。まあ、ある意味俺を頼ってくれているのかもしれないけど。


「二年も三年も誤差だろ。ハルヒは可愛いから、神様もきっとおまけしてくれるよ」


 ハルヒは途端に俺を睨みつけ、難しい顔で考え込む。俺はひらひらと落ちてくる木の葉めがけて、小石をサイドスローで放る。ヒット。


「お、意外と今でもいける」

「なによそれ」

「昔練習したんだよ。忍者ごっこ。へんな遊びだろ」

「ふーん」


 ハルヒは風の音を聞きながら、次の一枚の落葉を待つ。結果は見事な一発大当たり。やっぱりこいつ、何をやらせても完璧だ。


「おい、俺のたゆまぬ訓練の成果を簡単に会得すんじゃねえ」

「うるさいわね……」


 ハルヒの声が小さくなる。でも、聞き逃さなかった。


「あたしもよくやってたのよ、昔」

「マジで? こんなの俺の周りで誰もやってなかったよ。なんなら、俺が考え付いた遊びだと思ってた」

「あたしもそう思ってた。今の今まで」

「なんだあ。オリジナルじゃないのか。ハルヒも考えついちゃってたのかあ」

「あんたと同じ思考回路だったわけね」

「なにその嫌そうな顔! ひどくない!?」


 ああ、同じ小学校にハルヒがいたら良かった。一緒に泥まみれになるまで放課後に遊んで、時々家族ぐるみで出かけたりして。勉強は「しょうがないわね」「こんなこともわからないの」ってハルヒが教えてくれてさ。うちの兄貴とハルヒがゲームで対戦してハルヒが負けて、ムキになって勝つまで通いつめたり。

 バレンタインは手作りチョコを交換したりして。そんな日々があったら良かったのに。


 まあ、でも。きっとそうしたら俺は小学校で付き合いが終わっちゃうんだろうな。

 異世界人じゃない俺はさ。


「じゃあ、もしかしてあんたも自作の言語とか作ってた?」

「う……うん」


 お前の影響でな──とは言えない。

 ハルヒが作った自作の宇宙言語をかっこいいと思ったうら若き少女の俺は、忍び込んだ校庭に書きはしないものの、同じくオリジナル言語を作っていたのである。所謂、彼女へのアンサー言語だ。恥ずかしい。

 アルファベットの「VOYAVER」に似たデザインで作った文字だった。なぜそのアルファベットを元にしたのかは覚えていない。Vの上は繋がっていて、Oの真ん中には×があって、Aの下も繋がっている。Eには縦棒が入って、みたいな。確か……意味は「いま行くね」みたいな感じだったと思う。

 これにはしっかりとオチがついていて、後に兄貴にその単語は外国に実在すると聞かされた。俺のオリジナル言語じゃなかったんだ、それじゃあハルヒに届かない、なんて泣いて暴れたことは未だに忘れていない。向こうは忘れていてくれるといいけど。

 そういえば、その時に癇癪を起してから、しばらく俺は兄と同じ部屋で寝ることになったんだったかな。夜になったら暴れないか見張られたりして。

 ああもう、こういうことばかり忘れないものだから、脳みそってやつにはほとほと呆れる。


「一個でいいから教えなさいよ」

「一個しか作ってないよ……」


 俺は手ごろな枝を探してきて、木漏れ日のある場所を探す。がりがりと土を削りながら地面に文字を書いている間、ハルヒは石段に座り、頬杖をついてそれを眺めていた。


「ふーん、なかなかアーティスティックじゃない。どんな意味なの」

「……いま行くって意味」


 俺は照れくさくて、顔を逸らす。だから「そう」と言ったハルヒがどんな表情をしていたのかはわからない。ただ、その声はいつもより少し優しくて、一層俺の身体を熱くさせた。多分、今の俺はものすごく顔が赤いんだろうな。

 時々、こうやってハルヒがお姉さんのように振舞う時、初めてアニメでハルヒと出会った頃の気持ちが蘇る。それはあまりにも眩しい憧れだ。10歳の俺には強烈過ぎた、涼宮ハルヒという太陽そのもののような熱を抱く少女。俺はきっと、あの時、一番近い友達みたいにハルヒを思ってた。イマジナリーフレンドのハルヒと探検したことだってある。いないハルヒに話しかけて、守屋ら公園やらを駆けまわった。今となっては俺の方がはるかに年上で、そうして見てみると見守ってやりたいような可愛さがあるんだけどさ。

 ハルヒは立ち上がると籠のようなゴミ箱に缶を投げ入れる。鮮やかな長距離シュート。ジュースが売ってないのにゴミ箱があるのが不思議だ。


「あ!」


 彼女はそのままてきとうに歩いて行ったかと思うと、大木のウロをのぞき込んで、大声をあげた。


「見て、ヒカリ! なんか光ってる!」

「どれどれ」


 変な虫とかはやめてくれよ、と思いつつ携帯のライトで照らすと、確かに奥の方になにか光っている。まさか偽兄貴の言った「かぐや姫」というのはこのことか? 俺は軍手を取り出してはめると、地面に膝を着いて手をつっこむ。

 本当は嫌なのだが、ハルヒに手を入れさせて「日本には存在しない筈の猛毒の蛇」とかが出てくるよりはまだ我慢できる。案の定ついてきた蟻を払いながら、俺は目的のものを確認した。


「シーグラスかな? 上はともかく」


 シーグラスというのは、砂浜なんかによくあるアレだ。波で研磨された瓶などが曇り硝子みたいに変化していったもの。ビーチグラスなんて呼ばれたりもする。断定できなかったのは、まず形状がおかしかったからだ。

 よくある平べったいシーグラスの上側に、同じ材質のウニみたいなものがくっついている。角は全部丸くなっていて危なくはないが、まず自然現象でこんな形に削れるることはないだろうという具合だ。

 ウニと板は融合しているように見えるので、後から溶接したか、塊から掘り出したんだろうか。なんにせよおかしな風貌である。

 水色のそれは中に模様のような傷がいくつも入っていて、角度を変えるときらきらと輝く。新進気鋭のアクセサリー作家かインテリアデザイナーが、度を越したお洒落を追及して作っちゃいました、というところかもな。


「あんたそういうの好きなの?」

「昔は海に行っては集めてたよ。ハマってた時期がある。さすがにこんな変なのは見たことないけど。俺が持ってたやつで変わった形って言っても、真ん丸が精々じゃない」

「ふーん。じゃあ、自然にこうはならないわけね」

「ああ。誰かの作品かもなあ」

「かもね。見せて……うーん、中に何か彫られてない?」

「作家名とかじゃないか? 光に透かしてみよう」


 さっき恥ずかしい文字を書いた辺りに戻って来て、俺たちはそのガラス細工を光に透かす。なるほど、よく見れば中のヒビに沿って文字に見えるように絵の具か何かが封じられているらしい。クラックビー玉みたいな構造だろうか。もしも一定の角度とか時間で文字が見えるとかなら、確かに噂通りのオーパーツっぽいが。

 樹々の間をすり抜けた夕陽は、奇妙なオブジェの屈折を通って、地面に模様を映し出す。その形はアルファベットにどこか似ているが、ところどころ書き間違えのような無駄な線が入っていて。


 ──それは地面に書き記された俺の造語に、ぴったり当て嵌まる影を落とした。


「は、はあ……!?」

「なにこれ。どういうこと?」


 俺は両手をぶんぶん振って否定の意思を表す。


「誓って言うが仕込みなんかじゃないぞ! ここに行こうって言ったのは俺だけど!」

「あんたの驚き顔見てればわかるわよ。じゃあ、偶然ってこと?」

「偶然って。偶然誰かが同じ造語を考えて、こんなもんに掘って、木のウロに隠しておいたってのか?」

「で、今日あんたが偶然その話をして、あたしたちが偶然見つけた……」


 出来過ぎだ。下手くそにもほどがある。間違いない。これは必然なんだ。兄貴の顔をしたあいつがここにこれを置いた? でも、俺が話す内容まで操作できるとは思えない。なら、やっぱり。

 ハルヒの横顔は期待で満ちている。今にも早口ではちゃめちゃな推論を捲し立てそうな生き生きとした目だ。

 

 マジでお前がやったのか……!


「こうは考えられない? あんたは造語を作ったつもりが、それはなにかに影響を受けていたの。遠い星からのメッセージか、仕組まれた暗号を受信したかはわからないけど、あんたは答えさせられたのよ。誰かの言葉に返事をするように“今行くね”って。眠っている間に秘密結社の工作員として操られていたとか、心当たりない!?」

「そんな心当たりがあってたまるか。だがなんらかの影響を受けたのは事実だ」

「やっぱり!」

「話は最後まで聞け。実はあの造語って兄貴曰く、単語としてどっかの国にあるんだよ。子供だった俺はそれをどこかで見聞きして、影響を受けてあの言葉を作ったんだろうな。要するに、単純に同じ単語自体を誰かがそこに掘ることはあり得るんだ。造語って言っても、線や点を足すくらいのシンプルなものだしな」


 ハルヒは唇を尖らせながら、角度を変えてオブジェに光を当てている。水を差して悪いとは思っているよ。俺だってお前を面白がらせてやりたいさ。

 でも、変な暗号を飛ばす宇宙人に電波を仕込まれるなんてのが実現しては困る。そんな過去はないしな。なにより、俺が造語を作ったのはこっちに来る前の普通の世界での話だ。


「わかってるわよ。そう簡単にオーパーツが見つかるとは思ってないわ。でも、今日あんたがその話をして、たまたまこれを見つけたのは事実でしょ」

「それはそうだ。お前の言う通り俺の頭を覗いて、毒電波をぶち込んでるやつがいなければな」

「そんなやつがいたら、それはそれで面白いわね」

「面白くねーよ。洗脳だろそれって。やだよ」

「まあ、どちらにしてもちょっとした不思議ではあるわ。なにも見つからないよりはマシって程度だけど。一応は戦利品にしておきましょう」


 いいのかな、これ。危なくないんだろうか。原作から逸脱している気がするんだが。こうなるとさっき会った兄貴の偽物もちょっとキナ臭く思えてくる。

 ハルヒがオーパーツがここにあってほしいと思って、その結果これがここにあったのは多分、事実だ。だが、なぜわざわざあの文字列を入れたのだろう。俺が作った言葉だ。俺に否定されるとは思わなかったのだろうか。

 いや、むしろ俺に「こんなのはありふれている」と言わせることで現実との折り合いをつけたのかもしれない。それで、存在するわけのない文字が彫られた存在するわけのないオブジェがあることとの均衡を保ったのか。いや、いくつか説明が付かない。でもわかる。確実にハルヒの影響で起きた現象だ。

 予想外だったな。そこまでハルヒがオーパーツに執心していたとは思わなかった。後で長門や古泉、朝比奈さんに白い目で見られないといいけど。


「暗くなったら足元が見えなくなる。そろそろ戻ろう」

「あんまり嬉しそうじゃないわね」

「むしろちょっとビビっちゃってるかも」

「だらしないんだから」


 ほら、とハルヒが手を差し伸べる。お前のせいでビビってるんだけどな。そう思いながら、俺は彼女の手を取る。大事にオブジェを抱えるハルヒの横顔は喜びを噛みしめているみたいだった。


 もしかして、オーパーツだのなんだのは実際はどうでもよくて。単に今日の思い出になりそうな、不思議っぽいものを手に入れたかっただけなのかもしれない。まあ、お前はそういうやつだよ。おそろいのピン留めより、変な石の方が嬉しいなんてさ。まったく愉快なやつだ。

 これだけハルヒの機嫌がいいんだ。もしかすると、協力している勢力のみなさんには褒められるかもな。


「ていうかヒカリ、お兄さんいたのね。今度紹介しなさい。あんたの兄だもん、きっと変なやつなんでしょ」


 あー、忘れてた。つい元の世界の話を。やっぱり誰かには怒られるみたいです。

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