EP039 Domain Expansion UENO Back field

今西郷どんの前にいる。

上野の裏手フィールドに挑戦する。

装備品は最小で後は現地調達か敵から剥ぎ取る。


Back pack型のアイテムバックLv1


*Equipment装備:Main1

*アサルトライフル

Rank:S+

武器:89式/アサルトライフル

作動方式:ガス利用ロータリーボルト

ダメージ:95

弾薬:5.56㎜

装弾数:20(箱型30)

射程距離:500


*Equipment装備:Main2

-----------------


Back pack型のアイテムバックLv1

(MAX13) (回復アイテム携帯数2)

*1 アサルトライフル弾薬20

*2 アサルトライフル弾薬20

*3 アサルトライフル弾薬20

*4 フラググレネード

*5

*6

*7

*8

*9

*10

*11

*12

*13


此れでスタート!


【入り口オブジェよりフィールドは半径1kmで街は廃墟になります】

【フィールド内ではアイテムを取得、ミッションをクリアして時間内にエスケープゾーンから脱出して下さい】

【途中離脱は出来ません】

【フィールド内ではレベルリセットされLV1となりますので被弾には注意して下さい】

【(*ヘッドショットで1発死亡)死亡した場合は持ち込んだ装備品、取得アイテムは全てロストします。気を抜かない様に家に帰るまでがEFTです】


【#Mission 、、、】

機密情報フォルダを取得せよ!!

Missionレベル1

獲得Coin/500


【#Mission 、、、】

グラフィックボードを回収せよ!!

Missionレベル1

獲得Coin/1.000


【#Mission 、、、】

バッテリーを回収せよ!!

Missionレベル1

獲得Coin/700


【ソロでよろしいですか?】


はい、


(ドゥ〜〜〜ン、カチャ、キューーーン)

機械式な音と共にフィールドへドロップされた。


直ぐに姿勢を引くして周りを警戒する。

離れたところから銃声が聞こえる。


(パンー!パン!パン!)


まだ距離がある。

足音は聞こえない。


まずはマップを確認した。


「出口は何処だ?」

「地下鉄の中御徒町駅か…」


アメ横を突っ切るか…

湯島周りで御徒町駅の南側から行くか…

上野駅から昭和通りを首都高1号線の上か下か…


取り敢えずアイテム取得は上野美術館、国立科学博物館、上野動物園辺りはありそうだ。しかし出口とは逆方向だ。


今回は出口を目指そう。

上野駅から昭和通りを目指す事にした。

まずは駅からの事務所内を探りながら進もう。


足音がする。

(ザッ!ザッ!ザッ!……)

左側か?後ろからだ。


「見えた!」


(パン!パン!)

2発を撃ち込む。

ヘッドショットで敵を撃破。


直ぐに近くの茂みに移動する。

周囲を警戒する。

敵の装備品を剥ぎ取りたいが近くに仲間がいるかもしれない。

此処はスルーする。


室内なら剥ぎ取り易いがフィールドだと丸見えだからかなり警戒する。


上野の森美術館に入った。

各部屋を漁る。

アサルトマガジン×2

金の馬像×1

モバイルバッテリー×1

を部屋の棚やロッカーからゲットした。


#Missionのバッテリーとは違う様だ。

取り敢えず取れるアイテムは手をかざし触れる。

触れられない物は取れないらしい。


屋上から隣の東京文化会館を見る。

外に敵がいる。


(パン!パン!パン!)

すかさず3発撃ち込んだ。

腕に1発、胸に2発当たり倒れる。


直ぐに1階へ降り東京文化会館の管理事務所から中に入る。


敵の足音がする。

(ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!)

こっちに来る。


通路に出て連射する。

(パンパンパンパンパン!)


「痛!足を撃たれた…」


事務所に戻り。

デスク、ロッカー、キャビネットを探り。

医療キットを見つけた。

直ぐに治療する。

傷口にパッドを貼る痛みが和らぐ不思議だ。撃たれた個所が治った。

軽症なら治るが重症なら難しいだろう。

マガジンを取り替え。

周囲を警戒する。


*Equipment装備:Main2

-----------------


Back pack型のアイテムバックLv

(MAX13) (回復アイテム携帯数2)

*1 アサルトライフル弾薬20

*2 アサルトライフル弾薬20

*3 フラググレネード

*4 アサルトライフル弾薬20

*5 アサルトライフル弾薬20

*6 金の馬像

*7 モバイルバッテリー

*8 医療キット

*9

*10

*11

*12

*13


敵の銃声、足音に気を付けながら敵の装備品を剥ぎ取る。


*Equipment装備:

AK-74

マガジン×3

FN SCAR-L

マガジン×2


武器アイテム

スタングレネード


ボディーアーマー

BNTI Kirasa-N armor (複合素材)

*保護部位、胸、腹

BNTI Gzhel-K armor(セラミック)

*保護部位、胸、腹


ヘルメット

BNTI LSHZ-2DTM

Highcom Striker ACHHC IIIA


アイテム

虫除けスプレー

SSDドライブ

Malboro タバコ

Wilston タバコ

Majaicaコーヒー

医療用輸血キット


Back pack型のアイテムバックLv3

(MAX20) (回復アイテム携帯数2)

(マガジン携帯×個数)


*1 5.56㎜弾薬20×6

*2 フラググレネード

*3 金の馬像

*4 モバイルバッテリー

*5 医療キット

*6 AK-74

*7 5.45㎜弾薬30×3

*8 FN SCAR-L

*9 BNTI Gzhel-K armor(セラミック)

*10 Highcom Striker ACHHC IIIA

*11 スタングレネード

*12虫除けスプレー

*13 SSDドライブ

*14 Malboro タバコ

*15 Wilston タバコ

*16 Majaicaコーヒー

*17 医療用輸血キット

*18

*19

*20


たばこは20才からですけど…

このゲームは拾える物はどんどん拾い

高額アイテムとバックパック内のアイテムと交換して行く。

要らないアイテムも後で売ればいい。


*Equipment装備:Main1

*アサルトライフル

Rank:S+

武器:89式/アサルトライフル

作動方式:ガス利用ロータリーボルト

ダメージ:95

弾薬:5.56㎜

装弾数:20(箱型30)

射程距離:500


*ボディーアーマー装備

BNTI Kirasa-N armor (複合素材)

*保護部位、胸、腹


*ヘルメット装備

BNTI LSHZ-2DTM


装備品を装着してこの建物内は探らずに公園口から上野駅に入った。


駅の中は死角が多く待ち伏せされやすいから早く昭和通りに出たい。


駅構内を下りて17番線ホームから線路を超えて外に出る事にした。

途中駅ナカであんぱんと牛乳をゲットした。その他は立ち寄らずに進んだ。


金網を越えてバイク屋の横道に入る。

相変わらず銃声が聞こえる。


(パン!パン!パンパンパン!)

不忍口の方からだ。


5分程昭和通りを見ながら警戒する。

敵の足音、銃声が無いと判断し素早く反対車線に行き。

そのまま進み昭和通りと並行している路地裏を右に曲がり進む。


正面に台東区役所が見える。

何かありそうな予感がします。


「いや、これは確実にあるな」


私は機密情報フォルダがあると確信した。


区役所を探って何も無ければそのまま脱出口まで進もう。

裏通りから1階の窓を壊して侵入する。

小さな事務所内で周囲を警戒する。


此処は区民相談室と入口に書いてある。


ライフルを構え進む。左側の会計課アイテムを探す。

USB

マザーボード

コーヒー

ネジ?

を拾った。


急いでデスクの下であんぱんと牛乳は食べた。

ネジはバックパックの容量オーバーでポケットにしまった。


隣の戸籍住民サービス課にもたいしたアイテムは無かった。ちなみに、、、

ボールペン

ノート

ボルト

砂糖?


案内図を確認して4階の区長室を目指す。


階段をゆっくりと警戒しながら銃口を上に向け上がって行く。


2階の奥から足音がする。


(ザッザッ!ザッザッ!ザッ!ザッ!)

複数か?


廊下は奥まで真っ直ぐだ。

3.2.1!スタングレネードを投げた。


(ヒューカランコロン…)

閃光と音で敵を怯ませ突撃する。

姿勢を低く撃つ!撃つ!


(パンパン!パンパン!)

そして階段まで下がった。

少し待ってから確認する。

廊下に敵が倒れている。

本当に動かないか確認で撃つ。

大丈夫だ。


敵が2名倒れていた。

確認したのは3人だからまだ何処かにいる。


装備品を漁るライフルはAK-12 、AK-15 だった。

此れは当たりだ!たばこを2つ捨てて5.45㎜弾薬20を5つ回収して直ぐに離れる。


3階はスルーして4階に。

どうやら敵は1階に下りた様だ。


通路を警戒して右側約30m先のドアを開けて入る。


区長さんカザカザしてごめんなさい。

此れはあくまでもゲームですからと思いながらデスクを探る。


1番下の引き出しから簡易金庫が見つかる。鍵?が無い。

デスクの引き出しには無い。


デスクの上に変なゆるキャラ?

身体に東のマークが入った人形があった。

台東くん?らしい。

台東くんを持ち上げると


「鍵があった!」

分かりやすいよ区長さん!


簡易金庫を開け機密情報フォルダを見事ゲットした。


「さあ出口、出口!」


もうそれなりにいいお土産を持っているからこれはロスト出来ない。

慎重に行動しよう。


正面に入口から出て上野警察署の脇を進む。きっと此処にもアイテムあるけど欲張ってロストする事はよくある話しだ。


正面の大きな浅草通りがある。

狙われ易い。

駐車している車両を盾にして左右に動きながらタイミングを見て全速力で渡った。


(タッタータッターー)

(パンパンー!パンパン!)

直ぐに銃声が鳴る。

駅方面からだろう。

そのまま走る、走る。


少しそれて台東区立西町公園近くの茂みに隠れた。

敵足音がする。


(ザッザッザッ!ザッ!ザッザッ!)

(こっちにいるぞ!いけ!いけいけ)

複数だろう。声も聞こえる。

なんとかやり過ごそう。


脱出口まで後4ブロック程。

ただし、先程、敵が向かった方向だ。


マップを確認する。

一度、昭和通りまで出て

上野料金所から首都高1号線に

上がるルートを選択した。


あいかわらず広い道路はドキドキだ。

何処から狙われているか分からない。


上野料金所から首都高に上がった。

所々に放置した車両があるけど敵は居ない。下の方から銃声が聞こえる。


(パン!パン!パン!)


もしかして、此処は安地か!

でもさ…

何も取らずに進んでも意味ないよね。


中御徒町駅を少し過ぎた辺りで耐震工事の足場を使い下に下りた。


中御徒町駅3番出口まで後100m!

ライフルを構えながらもうダッシュした。

(タッタタ…タッタタ…はぁ、はぁ…)


銃声がした。遠距離から狙われてる。

(パシュ!パン!パシュ!)


急げ!3番出口飛び込んだ。

脱出口までカウントが始まる。


「もうなんで直ぐに出られないかなあ」

「あードキドキする」


外に向け銃口を構えて待つ。


「長いよ!長い」

「やったーーー!逃げれたよ!」


【Mission completed、、、】

【Congratulations!】


Gain獲得


#Mission 、、、

機密情報フォルダを取得せよ!!

Missionレベル1

獲得Coin/500


アイテムBack pack型のアイテムバックLv3

(MAX20) (回復アイテム携帯数2)

(マガジン携帯×個数)


*1 5.56㎜弾薬20×6

*2 フラググレネード

*3 金の馬像

*4 モバイルバッテリー

*5 医療キット

*6 AK-74

*7 5.45㎜弾薬30×8

*8 FN SCAR-L

*9 BNTI Gzhel-K armor(セラミック)

*10 Highcom Striker ACHHC IIIA

*11虫除けスプレー

*12 SSDドライブ

*13 医療用輸血キット

*14 Majaicaコーヒー×2

*15 USB

*16 マザーボード

*17 AK-12

*18 AK-15

*19 砂糖

*20


西郷どんの裏に出て来た?


なんと!

学生服にガチ装備を装着したままの姿で戻って来ている!


周りの人はコスプレ?と思ってちょっとだけ遠巻きに此方を見ている。


「あーー恥ずかしい〜」

JCが都会のど真ん中でなんと!

制服姿にサバゲーヘルメット、ボディーアーマー、バックパック、アサルトライフル?(モデルガンに見える?かな?)


此れって軍装女子って言うんだっけ?


武装女子中学生か…


お願いだからスマホで撮らないで下さい。

と思いながらそそくさと歩き出す。


流石にライフルは不味いな。

公園の隅の目立たない所で荷物整理をする武装女子?


ヘルメットはバックパックにぶら下げて…

89式をしまってと思ったら大き過ぎて入らない。


「しょうがない」


マガジンから弾倉を取り出して襷掛けにしよう。

ボディーアーマーはしまえた。


しかし、見た目はあまり変わらない。


なんとかコスプレ感を出さないと職質間違えない!


アメ横のミリタリーショップでM-65フィールドジャケとキャップを購入した。


店員さんは私をガチのコスプレっ子と思ってジャケ用のワッペンをいくつかサービスしてくれた。


「は、や、くお会計を…」


ジャケに丁寧にワッペンをつけてくれた。


「あ、ありがとうございます」

「は、や、くお会計を…」


その間も他のお客さんから好奇な目で見られながあまりの恥ずかしさにキャップを深めに被る。


ボソボソ声が聞こえる。

『あの子武装女子じゃん!』

『かなりキテル!』

『ガチやん!』

『今日なんかイベントあった?』

『一緒に写真取ってくれないかな?』

『あの髪のカラーメッシュ!超かわいい!』


それはありがとうございます…


此れで家まで帰るのはもはや罰ゲームだ。

駅のロッカーに預けてもまた取りに行かないとダメだから同じか…


帰りの電車の中では冷ややかな視線を浴びながら乗り換えてひと駅手前の駅で降りた。

流石に最寄りの駅はやばい。


夕方だけれど夏は日が長い、なんでこんな時に限って…


やっと帰宅。

母親はまだ帰ってない。

「良かった…」

こんな姿を見たらまたややこしくなるのは間違いない。


「おーー!アスカ、マリアただいま帰りました」


(にやっ?にゃーつ!にゃ?にゃー!)

(なに?どこ行ってた!遅い!にゃー)


(にゃーっ!にゃーっ!にゃー!にゃー!)

(ごはんを寄越せ!!寄越せにゃー)


「はい、はい、待って直ぐにあげるから」


部屋に荷物を置いて、手を洗い、うがいをして。ごはんをあげました。


うちはカリカリごはんです。 

「美味いか?美味いかな?」


テーブルにはオムライスが置いてある。

ケチャップでチャーハンと書いてある?


「見た目オムライスだよね」

レンチンして食べる。


「オムライスだよ!」

「チャーハン?」

「いや?」

チャハーン?間違ってますよお母さん!

色々ややこしい〜


「でも美味しいな」

スープと一緒に美味しく頂きました。


「ご馳走様でした」


「シャワー浴びよ」

あんな大荷物を持って今日は汗ダラダラだった。

制服のシャツ、下着は洗濯機へ入れ回す。


「あー疲れた」

リビングのソファで

アスカとマリアとゴロゴロして寝落ちした。


帰宅した母親に起こされて自分の部屋まで連れてかれそのまま倒れる様に寝る。


『また部屋散らかして!明日片付けるのよ!』

と薄っすら意識の中で聞こえてそのまま眠りに落ちた。

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