二刀流【平野歩夢】

 メジャーリーガーの大谷翔平で流行語になった二刀流ですが、今回の北京五輪にも二刀流の選手が色々と現れました。


 スノーボード女子パラレル大回転で2連覇を果たしたチェコのエステル・レデツカ選手。

 彼女は前回大会、オリンピック史上初めてスキーアルペンとスノーボードの両方で金メダルを獲得した二刀流ですが、今回の北京五輪でも、まずスノーボードで1つ目の金メダルを獲得しました。

 横に滑るスノーボードと前向きに滑るスキーでの二刀流、なかなかスゴイですね~


 そして日本勢では原大智選手。

 彼は平昌五輪でオリンピック初出場にして、フリースタイルスキーモーグルで日本男子史上初となる銅メダルを獲得。

 その後、競輪学校に通い、競輪選手の資格を取ると言う異色二刀流。

 スケートと自転車の二刀流は、時々現れますが、モーグルと競輪って言うのは珍しい気がします。

 競輪のほうもA級まで昇格しているので、今後の活躍が楽しみです。


 そして、本日金メダルを獲得した平野歩夢選手です。

 ソチ銀メダル、平昌銀メダルと来て東京オリンピックにスケートボードで出場してから、北京五輪でついに金メダルを獲得しました。


 彼は、競技スタイルも、コメントも、クールで、スタイリッシュで、ビタビタに格好良いですね~(使い方に無理がある?)


 そんな平野歩夢選手ですが、彼のチャレンジの軸にあるのは、必ずしも金メダル獲得!では無いようなんですね。


 あるドキュメンタリー番組で、こんな感じの事を彼は言ってました。


「二回連続で銀メダルを獲得して、次こそ金メダル!って言うのは、なんかしっくりこないんですよね… 東京オリンピックにスケートボードで出場すると言うのはメダルを獲得するとかそう言うのを抜きにして大きな意味があると思うんです。僕にとっては…」


 そして、彼はスケートボードで東京オリンピックの出場権を獲得しました。


 本来ならば夏季五輪と冬期五輪の間には一年半の期間があった筈。それがコロナウイルスの影響で東京オリンピックが一年延期された為に、その間隔は半年に詰まってしまいました。


 オリンピック金メダルを優先するならば、スケートボードは諦めた方が…とも思われましたが、彼は東京オリンピックに出場し、しっかりと爪痕を残してくれました。


 そして僅か半年後の北京五輪で金メダルを獲得すると言う…


 自らのチャレンジ精神を真っ直ぐに実現し、その上で最高の結果を手にしてしまう。

 しかも勝ち方が凄い!二回目の不可解な採点を三本目でねじ伏せちゃう圧巻の演技。

 まるで悪代官に葵の紋章が入った印籠を見せつけて、ひれ伏せさせちゃう黄門様のようなエンディング。

 もう一度言いますが、彼は、クールで、スタイリッシュで、ビタビタに決まってます。


 次に、彼はどんなチャレンジを魅せてくれるのか? 何か凄いことをやってくれそうでとても楽しみです。


 どうでも良いことですが、実は私も二刀流しています。ゴルフとランニングを掛け合わせたスポーツ、スピードゴルフ!!

 競技歴はかれこれ五年ほどになります。


 スピードゴルフって何?

 興味のある方はグーグル先生にお聞きくださいませ。世界大会も、日本大会もありまして、日本オープンには五回ほど出場しました。殆ど出るだけですが…(汗)


まだまだ続く、北京五輪!

ロコ・ソラーレも初勝利をあげ益々楽しみになってきました。


スポーツ観戦に溢れた毎日…

楽しいなぁ~

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