第36話 休息

格が上がった。


やはりエリアボスを初めて倒すのが、ゴブリンマジシャンから魔石を進化させる方法だった。


これで俺は魔石の格が上がり、進化してより強くなり、

支配出来るゴブリンの数もより多くなるだろう。

ゴブリンの集団は益々強くなるのだ。


良い事だらけだ。


ゴブリンは幾らでも補充出来るからね…、


…しかし、あのゴブリン達は…、あの死んでしまったゴブリン達は…、

いや!共に戦ったゴブリン四匹とゴブニンやゴブシロウは…、補充出来る訳はない。


ゴブサンがやって来て、俺の膝を軽く蹴る。


俺は思考する事を止められる。


顔を上げ、俺は返事をする。


ゴブサンの顔を見ると癒される。


周りを見ると。


ゴブゴロウが飯を食っている。


ゴブイチが長剣を振っている。


ゴブサンが気を使ってくれて、


俺は飯を食べた。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る