第20話一線

当たり前にヒロと定期的に会っていた、

たった二ヶ月ほどで、かなりの日数を一緒にすごした。


その日は夜中までカラオケに居た

歌い疲れ店を出た


私は、深く考えはせず、


ヒロに

ホテル行こうか?と言った


ヒロは、なんとなく冷静


そうしようか、と答えた


ホテルについてもなにをするわけでもなく

まるで、ファミレスにいるかのように

普通に話しをした!


私はさすがに疲れてベッドに横になった

でも、ヒロはソファにいた。


私はうとうとした。気がつくと、ヒロは私の隣で横になっていた。


なにも話さなかった、

なんだか、重い空気を感じた、


ヒロが、

ゆっくり私に近づくと、


今俺は悩んでいる

このまま花を抱いたら、花はどう思うんだろと、、と言った


私は

ヒロの好きにしたらいいよ、

と言った。、


ヒロはキスをした。


そして、服脱いで、私の服も脱がせると

抱き寄せた、


そして

やらないよ、と言った


花を大切にしてる。

だから

付き合ってないのにやらないから、と


ヒロらしいなと思った。


裸で抱き合い横になりながら


私はきになる事をきいてみた


ヒロと私が知り合ってから

今日まで、彼女は?と


ヒロは、いたよ。

と答えた。


そうだよね、と思いながら、不思議に思った事が頭よぎった


ヒロとヒロのことを呼ぶのは、

私と、私の友達のミチとその彼氏くらいだ。


ヒロは皆んなには、莉音とよばれている


広崎 莉音


ヒロは苗字なのだ

だけど、ヒロのアドレスは

hiro.3-3.2-5.Flower


私の3年の頃のクラスとヒロの2年の頃のクラス


私は


あのアドレス彼女になんか言われなかったの?と聞いた


ヒロは

言われたよ。


だけど

大事な人が俺を呼ぶ時のあだ名だから変えられないと答えた

喧嘩になったけどね。


私はヒロとの、数年の間の点と点が繋がった気がした。


でもヒロは付き合おうとは言わなかった

好きだとも

ただ

大切だよと言っただけだった。

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