第16話卒業

卒業前に風邪をひき、高熱が出てしばらく休んだ、

どうにか卒業式には学校に行った

けど、式にはでなかった。

皆んなで思い出の場所を歩いて回りながら懐かしい話しをした。

誰も居ない購買で、パンを買った

購買のオジサンが

お前ら式出ないのか?と聞いた

出ないよー!

そう答えた。


体育館から

歌が聞こえて来た、


体育館の外から

大きな声で歌った


人混みに、流されて変わってゆく私を

あなたは遠くで、こっそり叱って



あなたは私の青春そのもの、、


そして泣いた。


そして私達は式が終わると振り替えず

1番バスに乗りさっさと帰った


たくさんの荷物はそのままで

借りたブレザーも着たままで

バスの窓から

学校に向かって


青春さよならーと叫んだ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る